作者アーカイブ: tohyama_s - ページ 3

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映画「素敵な遺産相続」――elderlyな女同士でおしゃれに恋道楽

シャーリー・マクレーン(中央)とジェシカ・ラングのコンビがなんとも軽妙で楽しい (C)2015 Faliro House & Haos Film 80代前半のシャーリー・マクレーンと60代後半のジェシカ・ラングが女同士の友人役で、遺産の保険金を不正に受け取り、カナリア諸島で贅沢三昧に遊び、恋の冒険を楽しむおしゃ…
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インタビュー:イギル・ボラ監督--ろうあ者の両親とコーダの記録映画「きらめく拍手の音」

イギル・ボラ監督18歳で高校を中退し、東南アジアを旅しながら自身の旅の過程を描いた映画「Road-Schooler」(2009年)を制作。2009年に韓国国立芸術大学に入学し、ドキュメンタリーの製作を学ぶ。本作は、2014年に第16回ソウル国際女性映画祭オンナン文化賞を受賞。日本では、山形国際ドキュメンタリー映画祭20…
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映画「きらめく拍手の音」―― コーダの目で見つめたろう者と健聴者の世界のつながり

とても仲がいいイ・サングクとキル・ギュンヒ 健聴者のイギル・ボラ監督は、耳が聞こえないろう者を両親に持つ“CODA”(コーダ:Children Of Deaf Adults)。やはりコーダの弟グァンヒとともに両親の耳となり、手話ができない人への口話通訳として両親の働きをフォローしてきた。耳が聞こえず音感がないため言語を…
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映画「光をくれた人」――人生の荒波に射す光の温もり

戦争で心に深い傷を負ったトムはイザベルとの出会いで人生に光を見いだす (c)2016 Storyteller Distribution Co., LLC だれもが心の中の暗い海を照らす光を必要としている。そうした人生の荒波に射す光の温もりを美しく物語っている本作の原作『海を照らす光』(原題“THE LIGHT BETW…
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インタビュー:映画「ローマ法王になる日まで」D・ルケッティ監督

ダニエーレ・ルケッティ監督1960年7月26日、イタリア・ローマ生まれ。父親は彫刻家。学生時代は文学と美術史を学んだ。長編デビュー作品「イタリア不思議旅」(19889年)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞最優秀新人監督賞を受賞。カンヌ国際映画祭に「イタリア不思議旅」(88年)、「マイ・ブラザー}(91年)、「我らの生活」…
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インタビュー:イヴァーノ・デ・マッテオ監督--イタリア映画祭上映作品「はじまりの街」

■監督・共同脚本:イヴァーノ・デ・マッテオ IVANO DE MATTEO1966年1月22 日、イタリア・ローマ生まれ。演劇ワークショップを経て、1990年俳優として のキャリアをスタートさせ多くの作品に出演。99年には初のドキュメンタリー作品「Prigionieri di una fede」を手掛け、2002 年に…
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映画「パーソナル・ショッパー」--現実と霊的世界観とのはざまに揺らぐ自己存在

雇い主のセレブなファッションに魅せられていくモウリーン (C)2016 CG Cinema - VORTEX SUTRA - DETAILFILM - SIRENA FILM - ARTE France CINEMA - ARTE Deutschland / WDR ハイブランドなファッションに囲まれた現実とニューエイ…
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映画「ローマ法王になる日まで」――虐げられた人々に寄り添い福音宣教に生きた司教の半生

”制度化された暴力”に苦しむ貧しい民衆に寄り添う若き日のベルゴリオ神父(後のフランシスコ法王) (C)TAUDUE SRL 2015 音楽や政治を取り上げているアメリカの大衆誌「ローリング・ストーン」が現代の顔として表紙に飾り、その熱狂的な人気から“ロックスター”法王とも呼ばれるローマ・カトリック教会第266代法王フラ…
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映画「わすれな草」――母の記憶から消えゆく人生と時代への追憶と敬慕

夫のことも認識できなくなってきたグレーテルだが、マルテは寄り添い、”愛”を言葉で表現できるようになっていく (C)Lichtblick Media GmbH 認知症は、家族にとってなんとも切なくつらい思いにさせられる病だ。長年連れ添った伴侶や親の記憶から自分の消されていく喪失感は耐えがたく、介護の世話も重荷になりかねな…
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映画「午後8時の訪問者」――良心の呵責から解き放つ真実の光と温もり

(c) LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - RTBF (Television belge) 法律に触れるような過失ではないが、あえて無作為の判断をしたことで一人の少女が事故死か事件に巻き込ま…
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