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3月19日号紙面:原作と映画で問う3つの「沈黙」 青木保憲 『沈黙』を現代の日本人キリスト教徒の視点から解釈する キリスト教は日本に根付かないか和服に仕立て直そうとした遠藤

2017年03月19日号 6面 遠藤周作の名作『沈黙』を、巨匠マーチン・スコセッシ監督が映画化して話題を呼んでいる。原作者が『沈黙』発刊当時に講演で語った言葉や、スコセッシの映像、1971年版の篠田正浩版『沈黙』のラストシーンなどから、大きく3つの「沈黙」を取り上げてみたい。
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映画「残されし大地」――放射能が降った大地でいのちを護り生き続ける映画詩

(C)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves 3・11東日本大震災から6年経つが、いまだに3万3千人もの人々が仮設住宅に避難している。福島第一原発の事故で放射能汚染した土を居住地域から除去する作業が進み、避難指示解除準備区域の解除地域も広がっているが戻る人は…
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映画「標的の島 風かたか」――伸張する先島諸島の基地化、拡張する草の根の反対運動

機動隊員らは命令で行動しているだけと知りながらも、沖縄の人たちは隊員ら一人ひとりの目を訴えかけるようにのぞき込む (C)「標的の島 風かたか」製作委員会 沖縄県東村高江のヘリパッド基地建設に抗議する住民の生活と意見を追った映画「標的の村」(2013年)、普天間基地“移設”の欺瞞性を衝いた「戦場ぬ止み」(2015年)に続…
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映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」--世界で活況著しい自然エネルギー発電の“いま”をルポ

ドイツのドイツ・ラインフンスリュック郡の丘陵地の風力発電所 (C)Kプロジェクト 脱原発訴訟弁護士であり映画監督・河合弘之として「日本と原発 私たちは原発で幸せですか」「日本と原発 4年後」に続く第3作目。前2作品は原子力発電の危険性を訴え続け、本作ではポスト原発のエネルギー対策としての「再生可能エネルギー」(自然エネ…
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映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」--システム社会に埋没した心の壊滅と再生

壊れた心で何事にも無感覚に陥ったデイヴィスの心情をジェイク・ギレンホーレンがみごとに演じている (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demolition Movie, LLC and TSG Entertainment Finance LLC. All Rig…
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映画「息の跡」--町を襲った大津波の記憶を書き綴り“希望の種”を書き残すたね屋さん

陸前高田市の街道沿いに建つ「佐藤たね屋」。この場所で息づいてきたひとつの歴史がやがて取り壊されていく… いきなり始まる。街道沿いにポツンとプレハブ建てのたね屋さんが一軒。せっせと作業をしていた店主のおやじさんは、夜になると英語の自著を朗々と読み語る。このおじさん何者?。なんのために英語で…?。それらのことが分かるのに少…
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映画「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」--難民の遭難とのどかな暮らしが交差する島

船酔い克服にチャレンジするサムエレ少年 (C)21Unoproductions_Stemalentertainement_LesFilmsdIci_ArteFranceCinema 紛争、飢餓などでやむなく母国を出航しヨーロッパを目指して地中海を航行する難民ボート。粗末な一隻の船に数十人、数百人がすし詰め状態に押し込め…
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映画「汚れたミルク あるセールスマンの告発」――巨大国際企業の強引拡販の行き過ぎに単身抗議した男

乳幼児の子どもたちを持つアヤンは粉ミルクを販売し続けることが耐えなられなくなる… (C) Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014 レストランなどに入れば安全できれいな水がタダでサービスされる日本。だが、安全な水道のインフラストラクチャーが整備されて…
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ニュース

[レビュー]生き方、家族、信教の自由、アメリカ映画、高山右近

2月21日レビュー面では、生き方、家族、信教の自由、アメリカ映画、高山右近などに関する書籍を紹介します。 ○“服従”が“思考停止”となるとき 評・工藤信夫=平安女学院大学名誉教授、精神科医、医学博士 『従順という心の病 私たちはすでに従順になっている』 アルノ・グリューン著/村椿嘉信訳 ○ホスピスで働かれる神 評・柏木…
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トピックス

3・1ビキニデーを前に核実験の今日的影響を追ったドキュメンタリー上映と監督トーク開催

(C)南海放送 1954年(昭和29)3月1日、アメリカがミクロネシアのマーシャル諸島内・ビキニ環礁で水爆実験を行ない、爆心地から150kmほどの距離で操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が死の灰を浴びて帰港した。この事件を忘れないようにと制定された「3・1ビキニデー」を直前に控え、核実験による放射能の今日的影響…
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