アーカイブ: レビュー

レビュー

映画「52Hzのラヴソング」--都会での孤独なハートに染みるラブソング・ミュージカル

10年間ダーハー(右)をささえてきたレイレイは別れようかと思い悩む (C)2017 52HzProduction ALL RIGHTS RESERVED. 先日、インスタグラムに投稿するため見ず知らずのアルバイトの人と“友達レンタル”契約して撮影する人や若い人とのカラオケを月一度の息抜きにしている人など、都会に暮らす人…
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レビュー

映画「わたしは、幸福(フェリシテ)」――“生かされている自分”を素直に見つめる強さ

ライブバーで歌うフェリシテ (C)ANDOLFI - GRANIT FILMS - CINEKAP - NEED PRODUCTIONS - KATUH STUDIO - SCHORTCUT FILMS / 2017 中部アフリカ・コンゴ民主共和国の首都キンシャサ。人口およそ900万人を抱える大都市だが、貧富の格差は大…
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ニュース

[レビュー]20冊 クリスマス絵本、歴史、霊想・デボーション、文学

12月24、31日号読書特集では、クリスマス絵本、歴史、霊想・デボーション、文学について20冊を紹介します。 〈歴史 宗教改革〉 1『広げて見る 聖書・キリスト教歴史年表』青木義紀訳 いのちのことば社  2『地図で学ぶ 宗教改革』ティム・ダウリー著 青木義紀訳 3『100の傑作で読む新約聖書ものがたり 名画と彫刻でたど…
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レビュー

映画「新世紀、パリ・オペラ座」――舞台芸術を愛し創り出す人たちの想いと表出を捉える映像美

期待のバレリーナ、ファニー・ゴルス (C)2017 LFP-Les Films Pelleas - Bande a part Films - France 2 Cinema - Opera national de Paris - Orange Studio - RTS パリ国立オペラ座のガルニエ宮(1875年完成)とオ…
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レビュー

映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」――“いのち”を守り育むため遣わされている地上の管理者

(C)2017 ZOOKEEPER’S WIFE LP. ALL RIGHTS RESERVED. ナチスドイツ占領下のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻がゲットーからユダヤ人を自宅に匿(かくま)い300人もの逃亡を手伝った実話の映画化。ホロコーストの迫害から大勢のユダヤ人いのちを救った実話には、軍需生産工場の…
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インタビュー

インタビュー:エリック・ポッペ監督 「ヒトラーに屈しなかった国王」

エリック・ポッペ監督プロフィール: 1960年6月24日、ノルウェー・オスロ生まれ。2011年からはノルウェーの芸術研究プログラムのメンバーとなり、リレハンメル大学では准教授を勤める。映画は、ベント・ハーメル監督の『卵の番人』(1995年)で撮影監督としてキャリアをスタート。同年にノルウェーの年間撮影賞も獲得したが、撮…
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レビュー

映画「ヒトラーに屈しなかった国王」――国民に選ばれた国王としての決断とプライド

(C)2016 Paradox/Nordisk Film Production/Film Väst/Zentropa Sweden/Copenhagen Film Fund/Newgrange Pictures ナチスドイツに“降伏”を迫られた中立国ノルウェー。その理不尽な要求に混乱する政府。そして国王としてホーコン7…
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レビュー

映画「ルージュの手紙」--人生の港を訪ね求めて彷徨う心の揺らぎ

30年ぶりに現れた継母ベアトリス(右)に戸惑いながらも面倒を見ていくクレール (C)CURIOSA FILMS – VERSUS PRODUCTION – France 3 CINEMA (C)photo Michael Crotto 今年6月に開催されたフランス映画祭2017のオープニング上映を飾り、同映画祭団長を務…
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ニュース

[レビュー]時代に迫る想像力ー世界、日本の話題作から 読書特集

今年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ、今や海外でも評価が高い中村文則。 それぞれの最新作は、中世ファンタジー、近未来SFという形を取りながら、現代世界の課題に鋭く迫り、神学的な問いがある。イシグロゆかりの人物、また若手神学者に、各小説を通して、現代とこれからの時代を展望してもらった。 12月24、31日合併号…
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レビュー

映画「希望のかなた」――難民を取り巻く境遇や現実に向き合う人間模様

殴りかかってきたカーリド(左端)を事情を察して雇うヴィストロム(前列中央)  (C)SPUTNIC OY, 2017 舞台の場面展開のような映像美と俳優たちのポーカーフェイスで語る少ないセリフ。それでいてユーモアのオブラートに包みこまれた本質を衝く深みのあるメッセージ。前作「ル・アーヴルの靴磨き」(2011年)で“港町…
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