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1月29日号紙面:映画「沈黙-サイレンス-」 スコセッシ監督とキリシタン末裔が会見 「先祖の弾圧に涙」

2017年1月29日号3面 映画「沈黙-サイレンス-」の全国公開を前に、メガホンを取ったマーティン・スコセッシ監督の記者会見が1月16日、都内ホテルで行われた。かくれキリシタン帳方(組織の責任者)の村上茂則氏がゲストで登
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映画「未来を花束にして」--英国の女性参政権を闘って獲得した女工たち

議会制民主主義のお手本とされる英国だが、女性の選挙権が実現したのは1912年(30歳以上の制限選挙)のこと。そのころの女性参政権、子どもの親権などを求める女性たちの運動をテーマに据えた作品。社会の意識や制度が大きく変わる
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トピックス

映画「沈黙-サイレンス-」--遠藤文学の“転びの者”にも寄り添う“弱者の神”を現代に問う

遠藤周作の小説『沈黙』(1966年刊)が発刊されて50年、アメリカ映画界の重鎮マーティン・スコセッシ監督による映画「沈黙?サイレンス?」が1月21日より全国ロードショー公開される。M・スコセッシ監督は、イエス・キリストの
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映画「天使にショパンの歌声を」--“キリストが主”の寄宿学校存続に情熱を注ぐ教師と生徒たち

カナダのケベック州。カトリック修道院が運営する小さな寄宿制女学校には、“キリストはこの館の主である”のモットーが掲げられている。16世にフランス領となって以来、保守・伝統主義の生活文化に培われ、教育もカトリック教会の統治
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映画「The NET 網に囚われた男」--人間の自由と心を漁る国家体制という張られた網の怖さ

街中の防犯カメラ、GPSの移動追跡…現代の“監視社会”の息苦しさに無感覚になりつつあるが、本作は、国家体制を維持する見えない網目のようなシステムによって市井の人々の自由と心が漁(すなど)られ、壊わされていく怖さを哀しまで
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映画「僕らのごはんは明日で待ってる」--あだ名“イエス・キリスト”青年が気づいた明日

ネガティブでネクラだが人柄の良さから大学で“イエス・キリスト”とあだ名をつけられた主人公の青年と何事にもポジティブな明るい元気娘が、高校生の時に出会ってから7年間の顛末をコミカルに描いたハートウォームなラブストーリー。青
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映画「人生フルーツ」--新興都市に小さなエデンの園を造ったある建築家夫婦物語

愛知県春日井市東部の丘陵地帯にある高蔵寺ニュータウン。大阪府の千里、東京都の多摩とともにニュータウン黎明期に名古屋市のベッドタウンとして造成された。日本住宅公団(現在のUR都市機構)による二番目に古いこの大規模ニュータウ
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映画「ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~」--情熱あふれるコレオグラファーのエスプリ

2014年10月、350年余の伝統を有するパリ・オペラ座の芸術監督に、歴代最年少のバンジャマン・ミルピエ(当時37歳)が就任した。ダーレン・アロノフスキー監督のサイコスリラー映画「ブラック・スワン」でバレエシーンを振付し
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レビュー

映画「TOMORROW パーマネントライフを探して」--子ども世代へこの世界をつなぐために

化石燃料、金鉱石・ウラン鉱などの鉱石を掘り続けられ、地球はスイスチーズの穴のようになっている。人間の営みから排出されるガスと共に地中から可燃性ガスが放出され、地球温暖化は加速化される…。この負の連鎖を断絶して、子ども世代
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インタビュー

映画「皆さま、ごきげんよう」--不条理に満ちた人の世だが幸せの扉は街角の塀にもある

緻密に計算されたカメラワークは定評で、毒気の効いた社会風刺と独自のユーモアを織り交ぜた人間観を寓話的に表現する作風で知られるオタール・イオセリアーニ監督の最新作「皆さま、ごきげんよう」。不条理に満ちた人間の営みを過去・現
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