宮城県本吉郡南三陸町の戸倉中学校グランド仮設住宅で12月20日、餅つきが行われた。薄曇りの肌寒い中、仮設住民や地元住民、南三陸の支援活動に携わって来たクリスチャンらが集い、餅つきに汗を流した。餅米はすべて献品で、その多くはクリスチャンからのもの。参加した(株)パン・アキモトの秋元義彦社長からは、揚げパンの提供もあった。ついたお餅は鍋に入れ、仮設の庭で育てた野菜や献品されたお肉などを入れてお雑煮に。仮設の人々もクリスチャンたちも、お雑煮や揚げパンをほおばりながら会話に花を咲かせたり、歌ったりして心を通わせた。(中田 朗)

写真右=一生懸命、餅をつく仮設の子どもたち
写真下=餅つきの後はみんなでお雑煮をほうばった