「もしこの私でも許されるなら、福島の人たちに寄り添って支援をしたい…」。原発事故以降、高い放射線量の中にある福島県福島市。自然由来の線量は約0.04マイクロシーベルトだが、市内では常時0.1後半から縲・.2半ばを記録していた。局所的には0.4マイクロシーベルト/時を計測するようなホットスポットもある。だが、そこには今も、約22万6千人もの人が生活している。岸田誠一郎さん(58)は昨年3月、福音交友会・岸和田聖書教会牧師を辞し、5月に大阪から福島に移り住んだ。「単純に一クリスチャンとして何かできることはないか」と探る中、再び「牧師に」と請われ、9月からミッション東北・福島聖書教会の牧師に就任。現在は、牧会と放射能計測をしながら、放射能の不安と恐怖の中にある福島の人々に寄り添っている。【中田 朗】

写真右上=ホット・スポット・ファインダーで作成した、教会近くの道路の汚染マップ
写真右下=ホット・スポット・ファインダーを操作する岸田牧師

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