1月29日号2面

特定の人種や民族に対して差別や憎しみをあおるヘイトスピーチ、差別や憎しみが元で起こされる暴行等の犯罪行為ヘイトクライム。ここ数年、日本各地でこの問題がクローズアップされてきたが、アメリカでもトランプ大統領の出現で、この問題が注目を集めている。一方、日本で初めての人種差別反対法として昨年6月3日、ヘイトスピーチ解消法(正式名称「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」)が施行された。 昨年11月、公開セミナー「『共に生きるためにわたしたちにできること』─ヘイトスピーチ解消法成立後に残された課題─」(NCC在日外国人の人権委員会主催)が、東京・新宿区西早稲田の日本キリスト教会館で開かれ、弁護士の師岡康子氏が「この法律を用い、差別撤廃のために私たちは何ができるのか?」について講演した。
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