img4a52963876807 三角形の上に黄色と黒のストライプでデザインされた’STRYPER’の文字と、その下にバンド名の由来であるISAIAH 53:5(イザヤ書53章5節)。このロゴデザインを見て懐かしく思うのは40代半ばから上の世代だろうか。クリスチャン・メタルの先駆けともいえる’STRYPER’が、1984年7月10日にデビューEP’The Yellow And Black Attack’をリリースしてから今年はちょうど25周年を迎えている。

今回の「蔵出しレビュー」は、25周年の敬意を表してライブアルバムCD’7 Weeks Live In America, 2003’(2004年リリース)。1992年2月のツアー終了後にメンバーそれぞれにソロ活動に入り自然消滅状態だったが2000年に再結成。2003年10月2日スプリングフィールド―11月19日ボストンまで35都市をツアーした時のライブ盤で、オリジナルメンバーのパッショが存分に伝わってくる1枚。

スタートの’Sing Along Song’から’Makes Me Wanna Sing’へのメロデーで一気に聴衆を盛り上げていく。’More Than A Man’のドラマティックなサウンド、’The Way’でのリードヴォーカルのマイケル・スウィート(ギター)のハイトーンとメロディラインのきれいさを活かす、オズ・フォックス(リードギター)、ティム・ゲインズ(ベース)のコーラスワークとロバート・スウィートのドラムは、80年代メタルロックのグルーヴ感を味あわせてくれる。収録の14曲はプラチナムディスクを受けたアルバム’To Hell with the Devil’(1986年)から7曲、’Soldiers Under Command’(1985年)から3曲、’The Yellow and Black Attack’、’Against the Law’からそれぞれ1曲と初期からのカバー曲’Winter Wonderland’で構成。神、ジーザスのメッセージ性明確な歌詞と楽曲は、STRYPERらしさがよく表現されている。バラード曲’Honestly’から誰にも親しまれている’Winter Wonderland’で演奏を終えて、最後の5分間の祈りは、STRYPERの心が伝わってきて満たされた想いになる。

2004年からベースはトレイシー・フェリエに交代しているが、25周年ライブツアーは9月から米国内ツアーをスタート。2010年にはスペインでのツアーが予定されている。また、7月21日にはオリジナルアルバム’MURDER BY PRIDE’がリリースされる。4年ぶりのリリースだが国内盤はまだ未定。25周年に合わせて、ぜひ国内盤が発売されることを期待したい。【蟹】

STRYPER 公式サイト:http://www.stryper.com
CDはアマゾンなどの通販サイトから購入できます↓↓
http://www.amazon.co.jp/7-Weeks-Live-America-2003/dp/B00022XEJA/