視覚障害者等を対象にキリスト教関連の図書を音訳・録音し、貸し出しをしている「もうでん録音ライブラリー(以下・モデロク)」(友野孝子代表)。日本で最初に視覚障害者のための録音図書を手がけた日本キリスト教奉仕団テープライブラリーが活動を終えた後、その趣旨を引き継いで2003年からスタートを切ったボランティアグループだ。これまで録音してきたキリスト教書籍は566冊に上り、月刊誌「本のひろば」、「いのちのことば」、月刊新聞「こころの友」、月刊小冊子「アシュラム」も録音。音訳ボランティアを募集、養成するために、数年に一度、「音訳ボランティア基礎講座」も開く。モデロクは月1回、東京・新宿区矢来町の聖バルナバ教会で勉強会を開いている。(7月2日号「視覚障害者特集」で詳細)