「2017年信州夏期宣教講座エクステンション」(信州夏期宣教講座世話役主催)が7月17日、「すべての者におられるキリスト〜格差社会に抗って〜」をテーマに、神奈川県川崎市川崎区桜本の在日大韓基督教会川崎教会で開催された。桜本は2度にわたり、人種差別主義者によるヘイトスピーチが行われた現場。前日も川崎市中原区の武蔵小杉駅そばの綱島街道で行われたばかりだった。主催者はあえてこの場所にある教会をセミナー会場に選んだ。当日は、この地でヘイトスピーチと向き合い、記事を書いてきた神奈川新聞記者の石橋学氏が「ヘイトスピーチと向き合って」と題し、ヘイトスピーチ解消法が施行された今もヘイトスピーチが公然と川崎市で行われている現状を証言。渡辺信夫氏(日本キリスト教会牧師)が、「宗教改革500年ーキリストの栄光の輝きのもとで、被造物なる人間の使命と尊厳が現れ出る」と題して講演した。(7月30日号で詳細)