急激な経済発展、工業化の中で、環境問題、健康被害など、様々な局面で神が創造された世界が損なわれる課題が深刻化している。急速な開発が進んできた東アジア地域において、この問題は顕著だ。国際ローザンヌ運動は「被造物保護」を福音宣教のテーマとして2010年の第3回世界宣教会議で設定。世界福音同盟(WEA)と共催して、被造物保護と福音ネットワーク(LWCCN)の地域会議を世界の各地域で巡回してきた。
この東アジア会議(EAC)が、台湾の台湾基督長老教会聖経学院で、7月24~28日に開催された。神学者、宣教団体、ビジネスパーソン、NGOほか、多様な分野で被造物保護に取り組むクリスチャンが東アジア各地から約150人参加した。日本関係者は台湾からの参加を含め13人だった。同会議に参加した青木勝氏が、世界的な潮流を踏まえ、聖書学者の山口希生氏(東京基督教大学 共立基督教研究所)が聖書学リチャード・ボウカム氏の講演を中心に報告する。

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