イベント:大寺俊紀個展「抽象画家と聖書 50年の軌跡」――東京・OCCで8月10日(土)まで開催中

 おもに関西で創作活動しながら泉南聖書教会の牧師でもある大寺俊紀氏の個展「抽象画家と聖書 50年の軌跡」が、東京の御茶ノ水クリスチャンセンター5階のtギャラリーで8月10日まで開催されている。開催時間は、午前11時―午後6時まで(最終日のみ午後2時まで)。

22歳より個展を日本、韓国、アメリカなどで開催し、「創作の森こども美術館」を自費で建設し、その活動主旨が市の事業へ移るなど、造形活動をとおして社会教育にも尽力してきた大寺氏の50年間の集大成であり、日本における抽象画の変遷をも表現している個展。

個展の入口を飾る作品「天地創造」

 

40代半ばにクリスチャンとなり、「幾何学抽象画家だったので、聖書をテーマにしての絵は描けないという気持ちが強かった」と振り返る大寺氏が、聖書を読み神学的な立場を確立できたことで教会開拓と創作活動に取り組んできた。初期の「正方形6枚組」や牧師となってからの「創造の6日間」など90点に及ぶ作品が、創作年代別に展示されている。

大寺俊紀氏ホームページ
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