沖縄に米軍基地が集中して置かれ、米軍基地関係の事件・事故が相次ぐ中、この現実をしっかる受け止め、沖縄の基地負担を少しでも解消するためにはどうしたら良いかを語り合い、考える「もう知らんふりはできない 沖縄の基地問題をいっしょに考えてみませんか」(沖縄の基地を引き取る会・東京主催)が9月30日、東京・新宿区西早稲田の日本キリスト教会館で開催。『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』(集英社新書)著者で、日米安保を前提とする米軍基地の75%が沖縄県に集中する差別状況に目を向け、本土の人々に当事者意識をもたらす「引き取り論」を主張する哲学者の高橋哲哉氏(東京大学大学院教授)。また沖縄の声として、キャンプ・シュワブゲート前に通い詰め、「辺野古新基地建設を止めるためにヤマトの人々に引き取りの声を上げてほしい」と訴える岸本セツ子さん、知念栄子さんが思いを語った。翌日の10月1日には、新宿駅、池袋駅、成増駅前で「辺野古新基地建設を止める新しい提案」というチラシ配布を行った。(10月中の新聞で詳細)