6日、今年のノーベル平和賞に国際NGO、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれた。核廃絶推進に協力してきた世界教会協議会(WCC)は、ICANの記者会見をスイス・ジュネーブのエキュメニカルセンターで主催。
ICANのベアトリス・フィン事務局長は会見とともに、WCCをはじめとした各国の協力者への賛意を表した。
WCC総幹事のオラフ・トヴェイト氏は「希望への印であり、平和への道」と祝福した。WCCホームページが伝えた。https://www.oikoumene.org/en

WCCでは、核利用への警鐘を鳴らし続け、2014年には、東京電力福島第一原発事故も踏まえ、「核からの自由への声明」を発表している。
世界福音同盟(WEA)でも核兵器問題対策室を設け、取り組みを進めている。
WEA総主事のエフライム・テンデロ氏も2015年に被爆70年の広島、長崎の催しに参加している。