日本福音主義神学会第15回全国研究会議が、11月6日、東京千代田区のお茶の水クリスチャン・センターを会場に開会した。開会礼拝では準備委員長の大坂太郎氏が説教。「内的な敬虔に退却するのでなく、タダで受けた恵みをこの社会にもたらす大胆な福音主義者でありたい」と語った。基調講演では内田和彦氏(JECA前橋教会牧師)が「宗教改革五百年」と題して3つの「のみ」を考察、「教会の改革は継続されるべき」と語り、藤原淳賀氏(青山学院大学教授)が「『断捨離?』としてのプロテスタント宗教改革」と題して応答、ルター以前にさかのぼる教会の伝統をどのように受け止め、日本の教会は現代社会にいかに貢献できるか、と問いかけた。

同会議は、8日まで3つの講演とパネルディスカションが予定されている。