日本基督教団は、「教団新報」1月27日号で、石橋秀雄総会議長名による「クリスチャントゥデイなど張在亨(チャン・ジェヒョン)牧師グループに関する声明」を発表。同グループの異端、違法労働疑惑に関し「複数の脱会者から証言を得た」として、2008年6月に当時の山北宣久総会議長名で出された声明を受け、同グループに対し「キリスト教として同一の線に立つことは出来ない」との判断を再確認した。

 以下、声明の全文。

クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループに関する声明

 日本基督教団は2008年6月、議長声明において、クリスチャントゥデイに対する疑惑が解消されるまで、クリスチャントゥデイと一切の関係を持たないことを宣言した。

 2008年4月に、クリスチャントゥデイは、疑惑を指摘したキリスト教教職者を名誉毀損で提訴した。この民事訴訟の2013年11月判決において、この教職者の表現の一部に適切でない部分があったとされる一方で、クリスチャントゥデイを含む多数の関連団体・教会が張在亨牧師の影響下にある一体的なものであったことが明らかにされた。

 そして今年、かつて同グループ内において、張在亨牧師は来臨のキリストであるとの信仰に誘導する聖書講義が行われていた事実や、団体・教会の活動を維持するため、メンバーが消費者金融から借り入れをするように仕向けられたり、人事指示を受けて過酷な集団生活や無償労働をさせられていた事実などについて、複数の脱会者から証言を得た。

 このような事実があるにもかかわらず、現在のクリスチャントゥデイには、多数のキリスト教教職者等が取材を受けるなど関係しており、キリスト教界に多大な影響を及ぼしていることを、深刻に憂慮せざるを得ない。

 ゆえに日本基督教団は、クリスチャントゥデイなど張在亨牧師関係グループに対して、キリスト教として同一の線に立つことは出来ないとの判断を再確認する。

 2018年1月27日 日本基督教団総会議長 石橋秀雄