戦前の反省と回帰への問題意識から「建国記念の日」を「信教の自由を守る日」として、「靖国神社問題」以来、キリスト教会では各地で集会が開かれている。現代の若者の世代がこのテーマを知ったり、関心をもつ機会は少ない。

2月11日、東京・千代田区の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで開かれた2.11東京集会では若者達が登壇した。立教大学の和田悠さんをコーディネーターに、藤田琴子さん(児童福祉施設職員)、益子亜明さん(立教大学3年)がトーク。

母子支援や難民支援、安保法制反対運動、若者の政治意識、仲間の作り方、伝え方、教会と地域、若者と地域など、それぞれの現場から語り、憲法問題と生活をつなぐ方法、歴史を共有する方法なども考えた。

最後に集会宣言案も発表し参加者で承認。街頭でも行進してアピールした。

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