東日本大震災から7年目の3月11日、「第7回3.11集会」(3.11いわて教会ネットワーク主催)が、岩手県北上市大通りの北上聖書バプテスト教会で開催。近藤愛哉氏(保守バプ・盛岡聖書バプテスト教会牧師)がヨハネ6章の「5つのパンと2匹の魚」のたとえ話から「足りなくても感謝して」と題して説教した。
近藤氏は「弟子たちはお腹を空かせた5千人の民衆を前に、自分たちには何ができるのだろうかと思った。でもイエス様は5千人の民衆のお腹を満たされた。私たちも震災直後、自分たちには何ができるのだろうかと思ったが、神様は90人以上もの働き手を岩手に送られ、今、大きな実を見ている」
「私たちは足りないと思っていないか。でも感謝して捧げる時、神様は素晴らしいことをなさってくださる」と語った。
そのほか、各エリアの報告と祈りの課題の共有、昨年末急逝した一ノ関・気仙沼エリア担当のゲルト・シュトラウス宣教師を追悼するひと時、いっぽいっぽ岩手スタッフの坂西信悟氏の証し、盛岡月ヶ丘キリスト教会音楽部による特別賛美、宮古開拓を準備しているキャサリン・ポーター宣教師のハープ演奏などがあった。
メッセージの後、2、3人に分かれてこれまでの歩みを振り返りつつ感謝の祈りを捧げた。