「しあわせなら手をたたこう」の作詞者きむらりひとさん(早稲田大学名誉教授)と福音歌手の森祐理さんによるCD「しあわせなら手をたたこう」発売記念おはなし&コンサート(いのちのことば社ライフ・クリエイション主催)が3月21日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開催。きむらさんは、この歌は59年前、まだ戦争の爪痕が残るフィリピンにYMCAのボランティアで出かけた時に、一人のフィリピンの若者との出会いを通して生まれたこと、この歌には「二度と戦争はしない」という不戦の誓いが込められていることを語ると、森祐理さんはその思いを込めて「しあわせなら手をたたこう」を歌った。また、フィナーレでは、「しあわせなら、賛美しよう、感謝しよう、祈りましょう」と、きむらさんの作詞による「しあわせなら手をたたこう」の賛美バージョンも一緒に賛美した。
 当日は春分の日にもかかわらず雪が降る寒い日だったが、会場に多くの人が足を運び、暖かい空気に包まれていた。(4月8日号以降で詳細)