4月9日未明、島根県西部で強い地震が発生。大田市で震度5強、出雲市、川本町、美郷町で震度5弱を観測した。
 西日本ルーテル・大田福音ルーテル教会(大田市大田町)の梶西昭男牧師は、「説教壇が倒れたが、教会も信徒宅も大きな被害はなかった。仁摩福音ルーテル教会(大田市仁摩町)も被害はなかったとの報告を受けている。余震が続いているので、ここ1週間は警戒が必要。ぜひお祈りに覚えてほしい」と話した。
 西日本ルーテル・出雲福音ルーテル教会(出雲市浜町)の清間寿仁牧師は「真夜中に大きな揺れがあり、びっくりした。余震も3、4回あったので、いつもは家族が別々の部屋で寝るが、その日は一つの部屋で一緒に寝た。今は落ち着いている。地震を体験して、東北被災地の方々のことを思った」と語った。
 西日本福音ルーテル教会事務局長の植田哲昭氏(西日本ルーテル・あお福音ルーテル教会牧師)は、「事務局でも安否確認をしたが、今のところ島根県にある西日本ルーテルの教会、信徒宅の被害の報告は入っていない」と話した。
 今年4月に赴任したばかりだというナザレン・出雲教会(出雲市今市町)の中谷モニカ牧師は「教会堂も、信徒宅も大丈夫だった。守られて感謝です」と話した。