阿久津啓司さん(67)=日基教団・四條町教会員=は36年間、英語教師として栃木県立盲学校で教鞭を執り、7年前に退職した。生まれながらの視覚障害者で、中学3年生の時、家族の中で自分だけが目の見えないことに悩んだという。だが、そんな阿久津さんを救ったのが、同じく視覚障害者で盲学校の英語教師だった鈴木彪平氏(故人)との出会いだった。大学卒業後、くしくも恩師と同じ英語教師の道を歩んだ阿久津さん。「自分がクリスチャンに、英語教師になれたのは鈴木先生のおかげです」と語る。(6月3日号で詳細)