戦中から戦後にかけて韓国孤児3千人を育て、「韓国孤児の母」と呼ばれる田内千鶴子。その波乱の生涯は、韓国の木浦で身寄りの無い子どもたちと生活していた、キリスト教の伝道師尹致浩(ユンチホ)との出会いから始ります。千鶴子の長男でその意志を今に継ぐ田内基さんは、「父が子どもたちのために『米』を求めていたならば、二人の出会いはなかった」といいます。尹致浩は子どもたちに何を与えたいと思ったのでしょう。田内さんが「国連『世界孤児の日』制定請願ニューヨーク世界大会発足式」で語りました。

「発足式」の記事はこちら

木浦共生園内にある愛の家族の記念碑。左の像が尹致浩、右が田内千鶴子