1981年から非営利の民間海外協力団体(NGO)として世界の貧困・飢餓問題の解決のために活動してきた日本国際飢餓対策機構(JIFH)は、新しい団体名を「Hunger Zero(ハンガーゼロ)」に一新。その「新しい団体名〈通称〉発表会」が8月6日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開催。新団体ロゴが発表された。
 「Hunger Zero」のロゴは、オーシャンブルーで構成された現代的でスタイリッシュな書体で、「Z」はドアの形をかぶせて白く抜いている。「飢餓ゼロへの挑戦」という扉を開けることへの静かな決意が込められている。
 このロゴを担当したのはデザイナーの長尾優氏(Logos Design代表)。長尾氏はそのコンセプトについてこう語る。「〝ハンガー〟は世界の現実を、〝ゼロ〟は私たちの意識を表している。〝ハンガー〟と〝ゼロ〟には目に見えない緊張関係が常に存在している。それを乗り越えるためのアクションの意味を込めたいと思い扉にした」と話す。(8月19日号で詳細)