DSC03547

韓国語聖書の土台となった聖書翻訳には、日本も密接に関わっていた。

日本で洗礼を受けて、聖書翻訳に尽力した李樹廷について様々な角度から見る「李樹廷(イ·スジョン)『マルコによる福音書』出版130周年記念 国際学術シンポジウム)」がアジア言語文化研究院、韓国基督歴史文化研究所、韓国基督教歴史学会共催により、6月30日に、東京・千代田区の韓国YMCAで開催された。

李樹廷の信仰と、聖書翻訳の取り組み、同時期の日本語の翻訳事業、韓国の近代化、東アジア漢字文化圏における翻訳の課題、宣教協力への展望が報告、議論された。

 

午前の礼拝の後、基調講演「李樹廷の聖書翻訳と韓国教会史の意味」を李萬烈氏(淑明女子大 名誉教授)、主題講演「聖書翻訳とヘボン(Dr. J C Hepburn) 」を岡部一興氏(横浜プロテスタント史研究会 代表)、「李樹廷における聖経翻訳と啓蒙文体 」を金成恩氏(全南大教授)、「李樹廷と日本のキリスト教との関係」を徐正敏氏(明治学院大学 教授)が語り、最後に全体で議論した。

 

 

▽週刊クリスチャン新聞電子版▽

ウェブ版

電子紙面版

  • ウェブ版ではテキストベースで閲覧ができます。紙面版では紙面にレイアウトされたスタイルで閲覧できます。
  • ウェブ版では見出しとともに、一部の記事を無料で閲覧できます。紙面版には、一部の記事を閲覧できる「無料版」、すべての記事を閲覧できる「有料版」があります。
  • 有料版では紙面版、ウェブ版、オンラインHP(速報なども含む)のすべての記事の閲覧、情報ブックweb版の利用ができます。