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 過去1年間のキリスト教カウンセリングに関する書物から、意欲的な著作を選ぶというユニークな企画「おふぃす・ふじかけ賞」が6月25日、東京・中央区銀座の銀座教文館で開かれた。同賞は藤掛明氏(聖学院大学准教授)の個人ブログ「おふぃす・ふじかけ」で企画されたもので、過去1年間の発刊の本で、藤掛氏が読んで他の人にも勧めたいと惚れ込んだ本を独断と偏見により選んで発表するというもの。賞にはキリスト教カウンセリングを応援したいという藤掛氏の思いが込められている。また、おふぃす・ふじかけ賞授与式は藤掛氏の思いに共鳴した出版編集者らにより設けられた。
 2015年度の受賞作は、『牧会相談の実際』(藤掛明・小渕朝子・村上純子編著、あめんどう)、『死と向き合って生きる』(平山正実著、教文館)、『自死遺族支援と自殺予防』(平山正実・斎藤友紀雄監修、日本キリスト教団出版局)、『牧会の羅針盤』(関谷直人著、キリスト新聞社)。
 当日は、藤掛氏から著者、編集者に賞状が授与された。「おふぃす・ふじかけ賞」授与式は来年も行う予定だ。
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