日本アライアンス・ミッション(ドナルド・シェーファー代表)は日本アライアンス教団と支援団体「CAMAサービス(Compassion and Mercy Associates)」の協力のもと、被災地の宮城県石巻市に宣教と支援活動を目的とした「石巻ニュー・ライフ・センター」を開設。3月29日午後2時より、同所で献堂式を行う。

 日本アライアンス・ミッションは、同ミッション宣教師のランダー・ハリー、ジェーン夫妻が宮城県内の牧師やサマリタンズ・パースなどと協力して石巻市を拠点に被災地支援活動を行ってきた。その中で石巻市と女川町において宣教の働きへと導かれ、同ミッションやCAMAからの経済的援助も受け、昨年12月、同地に津波の被害を受けた中古物件を購入することができた。
 ハリー宣教師は「確かに聖霊様が働かれ、私たちの会話や計画を導いてくださり、この東北の地に開拓伝道と支援活動ができるという奇跡を起こしてくださった神様に感謝します」と語る。
 献堂式に向け、これまでに、サマリタンズ・パースによる家の中の泥出しや床や壁の張り替え、関東からのキリスト者大工らによるリフォーム作業、水道・電気工事が急ピッチで進められている。
 当日は日本アライアンス教団の牧師、日本アライアンス・ミッションの宣教師、サマリタンズ・パースのボランティアたちと大工、石巻市内の協力宣教師、宮城県内の牧師、近所の求道者が集う予定だ。
 ハリー氏は?石巻ニュー・ライフ・センターのリフォーム作業が守られ無事献堂式を迎えられるように、?女川町での伝道が続けられるように、?被災地の人々が心にイエス様を受け入れられるように、と祈りを要請している。(中田 朗)

○石巻ニュー・ライフ・センター
 〒986-0021宮城県石巻市緑町1ノ10ノ16、Tel080-4468-1620(ランダー・ハリー)

写真上=リフォーム中の建物の中で。右から2人目がランダー・ハリー氏
写真下=石巻ニュー・ライフ・センターとなる建物