元日本同盟基督教団理事長(現・無任所)の齋藤篤美(さいとう・あつよし)氏が6月4日午前3時57分、脳内出血のため横須賀共済病院で死去、75歳だった。告別式は同7日12時から、神奈川県横須賀市小矢部4-8-10の同教団・衣笠中央キリスト教会で。司式は深澤健一氏(同教団・久里浜福音教会協力牧師)。喪主は妻・明子氏。
 1937年東京・麻布生まれ。中学生頃から同盟基督・霞町教会に通い始め、高校1年のクリスマスに受洗。大学卒業と同時に聖書神学舎に進み、衣笠中央教会(現・衣笠中央キリスト教会)に奉仕神学生として派遣された。62年、卒業と同時に同教会に赴任。その後、東京都立大学大学院で学ぶ。札幌市の北栄教会を経て、75年から衣笠中央教会に戻り牧会を続けた。
 教団副理事長、理事長のほか、共立女子聖書学院、聖書神学舎、東京キリスト教学園・共立基督教研究所でも奉職。小さないのちを守る会理事、聖書と精神医療研究会理事、衣笠病院評議員・倫理委員、汐入クリニック委員、YMCA運営委員、シンポジウム「地方伝道を考える」、自給自立伝道連絡協議会など、活発に多彩な活動に関わった。