東日本大震災によって甚大な被害を受けた宮城県本吉郡南三陸町にキリスト教会が6月8日誕生した。クリスチャンセンター「愛・信望館」(同町志津川廻館117-3)だ。同町初めてキリスト教会となる。目前まで津波が迫った志津川高校のそばにあり、地元の人々との協力による設立となった。

 開所式では支援で関係を築いた地元の人々とともに、各地からキリスト教支援関係者らが100人以上集い、設立を祝った。ゲームも盛り込んだ賑やかな雰囲気で始まり、ゴスペルシンガー上原令子によるコンサート、中野雄一郎牧師による聖書のメッセージが語られた。

 クリスチャンセンターは支援活動としては相談、炊き出し、茶話会、各種イベント開催、教会活動としてはゴスペルタイム、聖書タイム、教会学校を予定している。
 10日午後2時からは初の教会学校(子どものためのフレンドパーク)、午後3時からは初の礼拝が開かれる。

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