復旧長期化へ構え

9月9、10日の台風18号の大雨による被害では、茨城県常総市鬼怒川が決壊したほか、関東、東北を中心に各地で甚大な被害をもたらした。キリスト教会関係でも浸水や土砂の被害を受けた所が複数あった。13日までには、各教団教派やネットワークを通じて支援活動が始まった。茨城県では16日現在2千300人が避難所に避難。宮城、栃木各県でも300人ほどの避難者がいる。物的被害ほか、疲労、喪失感、今後への不安など精神的な課題もある。17日未明からの大雨はさらなる不安をもたらし、地域の復興には時間が掛かりそうだ。現地の教会への連絡の殺到や疲弊もあり、各教団で連絡窓口を設置している。【高橋良知】