2016年1月24日号1面へ

 

東京・目黒区下目黒にある日基教団・行人坂教会(朝日研一朗牧師)で12月18日、教会の近所にある日出高等学校(目黒区目黒)の通信制の生徒を迎えての「特別スクーリング クリスマス礼拝」が行われた。このクリスマス礼拝は、生徒にキリスト教の礼拝とはどういうものか体験してもらおうと、日出高等学校のスクーリングの一貫として行われたもので、同校の先生のアイデアで2年前から行われ、今回で2回目。生徒たちは、前奏、招きの詞、クリスマスキャロルの会衆賛美、司式者と会衆が交互に「クリスマスの祈り」を交読する交読文、キャンドルの点火、朝日牧師のクリスマスメッセージ、祈祷、祝祷と、伝統的な礼拝形式を生で体験。「招きの詞」や「祝祷」などにどんな意味があるのか、朝日牧師が一つ一つ説明しながら礼拝は進められた。
参加した生徒のほとんどはキリスト教の礼拝は初めて。終わった後の質問タイムでは、「なぜ、牧師先生は黒いガウンを来ているの?」「なぜクリスマスには七面鳥を食べるの?」など、高校生ならではの質問が出た。また「クリスマスにボーイ(ガール)フレンドがいないと、とっても寂しい」という感想が出ると、朝日牧師は「大丈夫、イエス様があなたと一緒にいてくださるから。これがいちばんのクリスマスプレゼントです」と答えた。
ちなみに日出高等学校は、山口百恵さんの卒業校でもあり、芸能人が通う高校として知られ、AKB48のメンバーやNHK朝の連続ドラマの出演者も礼拝体験したという。【中田 朗】

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