戦前の治安維持法のように、国民の知る権利や表現の自由など基本的人権を縛る危険性が指摘されている「特定秘密保護法案」が12月6日深夜、参議院本会議で強行採決され可決成立した。
 これを受けて同日、日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会の朝岡勝牧師らが立ち上げた「特定秘密保護法に反対する牧師の会」は、同法の廃止を求めていくことを明らかにした。インターネットのブログ上に賛同署名フォームを公開し、フェイスブックなどで呼びかけている。
http://anti-secret-law-pastors.blogspot.jp/2013/12/blog-post_7.html

 地上の法と秩序を重んじ、立てられた為政者を尊ぶものとして、「この法律は憲法の保障する基本的人権を踏みにじるばかりか、信教の自由、表現の自由、思想信条・良心の自由、結社の自由を著しく侵害しており、明らかな憲法違反」だとして、憲法第98条に「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」とあることに基づき、同法が無効であり、ただちに廃止されるべきものと主張していく。

 賛同署名は、ブログ上のフォームに名前、メールアドレス、メッセージ(所属教団、団体、職名など)を記入する。
連絡先は、anti.secretlaw.pastors@gmail.com
事務局
東京都板橋区徳丸6竏窒Q4竏窒P0
ファックス 03-3935-3445
呼びかけ人代表 朝岡勝 安海和宣

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