世代を超えて多くの人々に読まれているL・M・モンゴメリの『赤毛のアン』シリーズ。この『赤毛のアン』を日本で初めて翻訳したのが村岡花子だ。現在、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(吉高由里子主演)の放映で村岡花子にスポットが当たるなか、夫・村岡儆三との出会いの舞台ともなった銀座教文館(東京・中央区)の9階ウェンライトホールで、展覧会「花子とアンへの道 村岡花子 出会いとはじまりの教文館」が5月31日からスタート。教文館時代の仕事や出会いを中心に、村岡花子の生涯を紹介する。同展覧会は7月14日まで、無休で開かれる。URL http://www.kyobunkwan.co.jp/ (中田 朗)

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写真左=会場には初日から人々が押し寄せ、村岡花子に関する展示を熱心に鑑賞した
写真下=花子(左)と儆三の写真と作品が載った雑誌など