クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。
 キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
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聖書のことばに聴く

ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は 衰えても、内なる人は日々新たにされています。
新約聖書・コリント人への手紙第二 4章16節

聖書のことばに聴く

たとい外なる人は衰えても

 年をとってくると、若いときと同じようにはできない現実を思い知らされます。聖書にも、往年の勇者が年を重ねて高齢になったときのエピソードが出てきます。しかし、新約聖書のコリント人への手紙第二4章16節にある言葉は、ちょっと違います。「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」


連載 第 149回

晴考雨読 〜時代を透かしてみれば〜 「平均思考から自由になる」

永井信義 (宮城・東北中央教会 牧師)

    「出る杭は打たれる」。これは和を重んじる日本の社会において、しばしば見られることではないか、また、「個性を生かす」と言いながら、なかなかそれが学校や会社で適用されていない、これは多くの人が感じていることではないかと思います。この問題の解決にヒントを与えてくれる本はないかと書店をうろうろしている時に出会ったのが、トッド・ローズ著『平均思考は捨てなさい』(早川書房)です。


連載

人間の物語から神の物語へ−聖書の世界に生きた人々 87

アサ−真摯に耳を傾けること−  歴代誌第二 14〜16章

堀肇(ほり・はじめ)(鶴瀬恵みキリスト教会牧師、ルーテル学院大学総合人間学部非常勤講師、御茶の水聖書学院講師、臨床パストラルカウンセラー)

  いずれ人ごとではなくなることですが、このところ研究の上でも関心をもっていることの一つは人の晩年の変容です。発達心理学なども誕生から死に至るまで人生全体を視野に入れるようになり、今では晩年は多分こうなるのではという発達課題にも疑問符が付けられるようにもなってきました。つまり人生は最後まで分からないということ。そんなことを考えていると、ふと頭に浮かんでくるのが列王記・歴代誌に登場するアサという王です。


連載 第77回

あなたのことが好きだからー人間の不思議を見つめる心理学エッセイ

碓井 真史( 新潟青陵大学大学院教授・ スクールカウンセラー)

   あなたには、どんな短所と長所がありますか? こんな質問をすると、自分の欠点ばかりが思いつくという人がいます。この方々は、たいていは賢くて善人です。そして考え深い人です。考えることは大切です。でも、問題は何を考えるかです。


ハワイからの手紙 やさしい風に吹かれて-65

甘くささやく果物・マンゴー

飯島 寛子(エッセイスト・ラジオDJ)

    常夏の国々にあるフルーツの中で多くの庶民に愛されているもの、それは「マンゴー」でしょう。アジアの国々だけでなく、ここハワイでも最も身近で好まれる果物の一つです。実はマンゴーの果物言葉は「甘いささやき」と言われています。ダメと言われるとやりたくなる人間の本能は、ここから始まったのでしょうか。   

ひとそのあしあと

死のうなんて思って、神様に悪かった

今月のひと…漫画家・イラストレーター 勝間としをさん

「自分の目には何もできない障がい者に見えても、神様は高価で尊いと言ってくださる」

 漫画家・イラストレーターの勝間としをさん(大阪府寝屋川市)の描く猫は、ユーモラスな中にノスタルジーが漂って、隅々まで温かい。七年前に脳梗塞になり、利き手の左半身が不自由になったが、通っている大阪キリスト福音教会の今泉孝之牧師夫妻らの祈りや励ましに支えられて前向きに生きることを教えられ、友人らの協力によってコンピューターグラフィック(CG)で再起することができた。