アーカイブ: 映画 - ページ 71

レビュー

Movie「ドキュメント灰野敬二」――個性と自由の“不失”性を表現し続ける音楽家

ロングヘアと黒を基調としたファッションが好きなようだ。穏やかな語り口でインタビューに答える灰野敬二 ©2012「ドキュメント灰野敬二」製作委員会 アンダーグラウンドの音楽シーンで70年代初めから音楽ジ…
続きを読む
レビュー

Movie「いわさき ちひろ --27歳の旅立ち」――子どもの存在と生命を愛し続けた画家

いわさきちひろ作「ガーベラを持つ少女」(1970年頃) ©CHIHIRO MUSEUM にじみを生かした画法や子どものあどけなさや物思う表情に憂いさえ感じさせる柔らかな筆致。水彩画家で絵本作家いわさき…
続きを読む
レビュー

長編動画「毎日がアルツハイマー」――自分だけで背負い込まず、カミングアウトすれば…

©2012 NY GALS FILMS もし、自分の親がアルツイハイマー型認知症になったら…。実の親に誰か見知らぬ人と間違われて自分の子ども時代の話を聞かされる寂しさや、誰かが傍でいつも気を配る必要が…
続きを読む
レビュー

Movie「ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-」――共に闘うことをとおして復活する敬愛と信頼

©World Productions(United) Limited MMX1 今年の春の叙勲で、サッカーの元イングランド代表で長年マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で活躍し、ワールドカップ日本開…
続きを読む
レビュー

Movie「死刑弁護人」――真相を求め、真の贖罪へ

安田好弘弁護士 ©東海テレビ放送 心に植え付けられたイメージは一人歩きする。だから怖い。ニュース報道や論評・解説する立場の人たちが、その怖さを軽んじる時、責任を担いきれない悲劇と苦痛を当事者に与えかね…
続きを読む
インタビュー

インタビュー:映画「ぼくたちのムッシュ・ラザール」 フィリップ・ファラルドー監督に聞く

脚本も手掛けたフィリップ・ファラルドー監督  生徒たちが直面する'生きるとは 「学校は一つのミクロコスモス」 7月中旬以降に公開予定のカナダ映画「ぼくたちのムッシュ・ラザール」。朝、小学校の教室で担任…
続きを読む
レビュー

Movie「希望のシグナル -自殺防止最前線からの提言-」――人のつながりから地域でのつながりと未来への創出を

'命の縁側'「コーヒーハウスよってもんせ」のカウンターに立つ袴田俊英さん ©『希望のシグナル』サポーターズ・クラブ/ロングラン映像メディア事業部 自死する人が、13年連続して毎年3万人を超している日本…
続きを読む
レビュー

Movie「臍帯 BIRTHRIGHT」――母と子のいのちのつながりへの深い問い

©2010ウィルコ/プレス/サンクスラボ '見応えのある映画'という言葉には、さまざまなイメージとインパクトを想起することだろう。理由も分からずに拉致された女子高生が、肉体的にも精神的にも追い詰められ…
続きを読む