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民族間の大虐殺が起きたルワンダ紛争から22年。同地のNGOと「癒やしと和解」プロジェクトを展開し、ルワンダ初の平和・紛争研究学科を創設した佐々木和之さん(日本バプテスト連盟国際ミッション・ボランティア)が来日し、6月19日に「ジェノサイドから22年、平和を築く道」と題して報告・講演した。

場所は埼玉県上尾市のバプ連盟・上尾キリスト教会。

内戦や虐殺の経緯、被害者、加害者の立場の複雑さを解説し、癒しと回復、対話と赦し、和解、協働の取り組みを、一人ひとりのプロセスの違いに注意しながら紹介。

ルワンダや周辺諸国の情勢にも触れ、国を超えた平和の取り組みの必要も語った。

同教会では、いのちと平和に関して、一線で従事するキリスト者による講演を連続して企画している。7月10日には、NPO法人北九州ホームレス支援機構の奥田知志牧師が講演する。

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