トランプ米大統領が9月19日の国連一般討論演説で、「日本の13歳の少女がさらわれた」と、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんに言及したことに対し、21日、東京・中野区中野のいのちことば社で行われた「第172回横田早紀江さんを囲む祈祷会」で早紀江さんは、「核とかミサイルとかで、世界中がどうしたらいいんだろうという時に、(拉致のことについて)トランプ大統領が語ってくださったことは、本当に意味があることだなと感動し、お祈りした」と語った。
 「昨日は日本中がびっくりさなったと思う。国連のあれだけたくさんの方がいらっしゃる中で拉致問題のことを言われるとは考えてもいなかった。神様は言うべきことを言わせ、なすべきことをなす方です」と早紀江さん。「神様は、北朝鮮の残酷さなど、私たち以上に、いろんな問題を知っておられる。我々は聞いてきて分かってきたけれど、トランプ大統領の話を聞いて、初めて知ったという方も多かったということも聞いた。たった一つの言葉が、いちばんの時を得て、語られた」と感謝する。(10月号の紙面で詳細)