2002年、中国に最初の車いすを届けて以来、2017年10月23日現在、2,082台もの車いすを東南アジアを中心とする世界13か国に届けてきたNPO法人「希望の車いす」(創立者:メリー・ペナー、理事長:谷雅史)。車いすを受け取ったことで、家族と一緒に行動できるようになった、学校に通えるようになった、通勤手段を得られ就職できた、などの喜びの声が寄せられているという。
「希望の車いす」では、毎週火曜日と第2、第4土曜日に、東京・練馬区江古田の聖書キリスト教会の5階で、日本で使われなくなった車いすのクリーニング、修理、仕上がった車いすの梱包など、ボランティアが整備作業に汗を流している。一人ひとりが生き生きと作業に取り組んでいる姿が印象的だった。谷理事長は「希望を届けることが、私たちの活動です。1台の車いすは、提供した人、磨いた人、整備した人、運んだ人、受け取った人とその家族や友人らを希望の輪でつないでいきます」と笑顔で話す。URL www.k-kurumaisu.org (クリスマス号で詳細)