東京・練馬区、豊島区を中心に、演劇や語りの会、朗読教室、各種ボランティア活動を続けている劇団「千夜一夜座」は6月14日から17日まで、三浦綾子原作の「道ありき」三部作(『道ありき』『この土の器をも』『光あるうちに』)を舞台化した「道ありき〜愛の言葉を〜」を、豊島区南池袋の池袋東口シアターグリーンで公演する。
 脚本・演出を手がけ、綾子さんを演ずる座長の田中千寿江さんは、今回、「道ありき」を選んだのは、愛の言葉が小説になっているからと言う。「何のために生きているのか分からず、絶望の淵に落とされた綾子さんが、前川正さん、三浦光世さんと出会い変わっていく姿に共感しました」。クリスチャンではないが、「事あるごとに『聖書読んでみたら』『教会に行きませんか』と熱心に誘ってくれる友人もいる。今は聖書を読んで分かることができたらという思いでいます」。舞台には、牧師や信徒などクリスチャンも出演する。
 開演日時は14日午後7時〜、15日午後2時〜、7時〜、16日午後2時〜、午後6時〜、17日午後12時半〜、午後4時半〜。料金一般3千500円(当日3千800円)、65歳以上3千円、中高生千500円、小学生以下千円。問い合わせはTel 070・6406・1018(黒柳、午前7時〜午後8時)。URL https://www.senyaichiyaza.com/ (6月10日号で詳細)