樋野興夫 氏(順天堂大学医学部教授)が創設したがん哲学外来が、全国に広がっている。3月上旬発行予定の『種を蒔く人になりなさい』(いのちのことば社)の出版を記念した講演会を3月7日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開催する。著者の樋野氏からは、がんという「病気」になっても「病人」にならず、「種を蒔く」豊かな人生を送るための秘訣を聞く。がん哲学外来を教会でも実施し、地域に開かれた場をつくる動きもある。教会で実践中の佐野泰道氏(日本同盟基督教団霞ヶ関キリスト教会牧師)が聞き手となり、対話的な講演となる。

新刊『種を蒔く人になりなさい』出版記念、樋野興夫氏講演会(いのちのことば社出版部主催)3月7日午後6時30分〜。東京・千代田区のお茶の水クリスチャンセンター8階チャペルで。無料。要申込。TEL03・5341・6920 FAX03・5341・6921 Email publish(@)wlpm.or.jp 『種を蒔く人になりなさい』(樋野興夫著、千440円税込、B6変)