全国青年大会で国会議事堂・靖国ツアー 「これが常識になっていくのが怖い」 ウェスレアン・ホーリネス教団の青年たちが企画


8月13〜16日、東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催の「第4回ウェスレアン・ホーリネス(WH)教団全国青年大会」(WH教団主催)で、14日に国会議事堂・靖国ツアーが行われた。同教団の青年たちによる企画。当日は20代と中学生の若者4人を含む計9人が参加。国会議事堂の中を見学後、敗戦74年目の前日の靖国神社を訪問。敷地内にある遊就館も見学した。神学生のAさんは「遊就館の展示が、英霊たちに感謝と祈りを、みたいな信仰の対象になっている。これが日本人の常識になっていくのが怖い。流されてはいけないと思った」、北海道から参加したBさんは、「遠い印象をもっていた実際の活動の現場を見て、とても身近に感じた。自分自身が関心を持ち続け、具体的に祈っていくことが必要だと思った」、東京のCさんは「御霊というキーワードが出てくるけれど、私たちの信じている神様とは違うんだなと再認識した」と感想を語った。同行した木村葉子さん(ひばりが丘北教会協力牧師)は「政治や靖国の問題について青年たちのほうから問題意識を持って企画し、事後、非常に的確な意見を聞き、神様に感謝した」と語った。