第四回ローザンヌ世界宣教会議(昨年9月)で記者が出会った海外からの参加者の感想を紹介する。【高橋良知】

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アフリカの台頭と痛み 第四回 ローザンヌ世界宣教会議より ⑰

宣教のパートナーシップの分科会では、多様な宣教、弟子育成コンテンツに携わる団体、宣教プロジェクトの担い手が集まった。最後にエネルギッシュに祈ったのは、ヴァーナー・ナクティゲルさんだった。世界的な宣教推進運動「GO運動」(URLwww.gomovement.world)の創設者だ。

ペンテコステの前日を[GOデー](今年は6月7日)として、一人のクリスチャンが一人の人に福音を伝えることを励ます運動で、2012年に「グローバル・アウトリーチ・デイ」として始まった。一日限りではなく、GO週間、GO月間、また全生活を通しての証しを励ます運動になってきた。

「イースターとペンテコステの間に〝眠れる巨人〟を起こす世界的な協力運動だ。世界に10億人のクリスチャンがいるが、95%は沈黙して福音を伝えていない。ペンテコステ前の週を中心に、世界で1億2千万人を動員したい。キャンペーン期間だけではなく、毎日キリストを分かち合うことを励ましたい。毎日が大変なら週に6人でもいい。キリストは失われた人を救うためにこの世に来られた。キャンペーンや集会のためではなく、イエスの十字架に興味がある。暗闇の中で世の光となるように私たちは召されている、、、、、

2025年05月11・18日号 03面掲載記事)