[CSD]2003年2月2日《ヘッドライン》

[CSD]2003年2月2日《ヘッドライン》
 = 1面 =
★修羅場から救われ、今は夫婦で「読み聞かせ」全国めぐり——志茂田景樹氏の妻・下田光子さん
★北朝鮮拉致問題:今年こそ解決を——横田早紀江さん囲んで祈り会
★阪神・淡路大震災覚え——祈り静かに
★イラク:宗教関係者が米国攻撃反対のデモ
★バチカン:ローマ教皇も攻撃にNO!
★<恵みのどんでん返し>神様の恵み泥棒であった私 記・我喜屋 明
★<落穂抄>豊島産廃公害を追った写真展

 = 2 面 =
★拉致問題だけでなく歴史検証を——外登法抜本改正1・18全国集会
◎首相の靖国参拝に批判収まらず——韓国教界からも「真の善隣友好を」
★<論説>日本の教会の自己認識——アジアの対等の同労者か 記・山口 譲
★<詩>「雪よりも白く」 中山 直子
★<今週の本棚>『社会を動かす礼拝共同体』J・H・ヨーダー著(東京ミッション研究所、2800円) 評・河野 勇一
★<今週の本棚>『力と気品を身につける』テル子・ジュディ・ミドルルトン著(リバイバル新聞社、1600円)
★<今週の本棚>『神と共に歩む日々』小野 淳子著(いのちのことば社、1905円)
<情報クリップ>催し情報ほか

 = 3 面 特集:ユダ多人伝道を考える=
★メシアをユダヤ人に返すため——LCJE日本支部
★共に生き過去の歴史を乗り越える——イスラエル政府公認ガイド
★心癒す「平和の架け橋」を——B・F・P・Japan
★祈り続けた「民族の救い」——基督聖協団
★在日ユダヤ人に福音伝え——エターナル・ラブ・イスラエル

 = 4 面 関西だより=
◎ホスピスで洗礼式——闘病者が救われる湯川胃腸病院
★人生のゴールを聖書で勝利——Jリーガー・松波正信選手、VIP大阪で証し
★震災から8年:阪神被災地で祈念集会——心の復興神に導かれ
★若者が立ち止まる——なにわの駅前キャンドル・ライト・サービス
★めぐみ堂・西本誠一郎社長の自伝が韓国でも出版
★夢持ったら「ほなやろか」——青年宣教大会大阪のテーマ決まる

 = 5 面 =
◎会社、社会のため大胆に——藁科 茂氏(アロエ食品<株>会長)「静岡ヤベツの会」設立へ
★新しい命を神と人のために——肝臓移植受けた加藤望牧師 帰国
★「ぜひ教会に招いて」——豪州ゴルフ伝道チーム来日
★イエメン、インド:米宣教師・宣教団に反発強まる——襲撃事件で死者も
★イタリア:携帯で「祈り」受信——「今日の祈り」など新サービス開始
★<脱北—川向こうの基督>[3]「教会」って叫んだら。助けてもらった 記・松本 望美
★<CDの時間>「モーニング・グローリー」トム&アンダース・ヨーロピアントリオ(兼松企画、2571円)
★使う人に合わせて「シンプルディボーションノート」——シーアール企画から新発売

 = 6 面 家族のページ=
★回復する家族——引きこもりから人生の価値つかんだ親子
★北米で人気のある家族ビデオ発売——ファミリーネットワーク
★<家族診断>[6]子どもたちをそのままに 記・碓井 真史
★<魂の健康を目指して>[5]こだわりは自覚して管理しよう 記・矢野 悦子
★<うちのオカン>我が母親エピソード 記・内越 努


首相の靖国参拝に批判収まらず−−韓国教界からも「真の善隣友好を」0302020202

1月14日、小泉首相が靖国神社を参拝したことに対し、内外のキリスト教関係者からの抗議がなお続いている。
 大韓イエス教長老会統合派の週刊新聞・基督公報(ソウル市)は、韓国での受け止めを「最近、韓半島の緊張を口実に、日本が軍国主義の復活を試みているのではないかという憂慮を招いている」と伝え、「最近の北朝鮮の核開発は、このような日本の再軍備の格好の口実になっている」との見方を示した。
 韓国基督教教会協議会のペク・ドウン総務は遺憾の意を表し、「日本の首相が靖国神社に参拝し、韓国など近隣諸国の非難が恒例行事となり繰り返されないよう、真の善隣友好関係が構築される法案を指導者たちが真剣に論議することを願う」と表明。北朝鮮の核問題の根底にあるのは経済問題であり、平和的かつ外交的に解決すべきだとして、引き続き民間レベルで支援し、信頼と交流を積み重ねていくべきだとの考えを示した。  
 日本福音同盟(JEA、蔦田公義理事長、油井義昭社会委員長)は1月17日、小泉首相に対し「基本的人権の要として憲法が保障する政教分離の原則を何よりも大切にする宗教者として」重ねて抗議。深い憂慮と遺憾の念は前々回と前回をはるかに越えると憂慮した。声明は、首相が靖国神社に参拝することは、いかなる理由、心情に基づくものであれ、いかなる形式によるものであれ、特定の宗教に対する政治的関与であることを指摘。A級戦犯が合祀されている同神社に首相が参拝することは、日本の侵略戦争を正当化することにつながり、近隣アジア諸国の人々や日本で宗教弾圧を受けた関係者の心を著しく傷つけると批判した。また、戦没者の追悼については、政教分離の原則をふまえた、特定宗派によらない方式で、誰もが違和感なく参加できる道を早急に探るべきであるとの見解を示した。このほか、日本ホーリネス教団、財団法人日本キリスト教婦人矯風会も抗議声明を出した。

ホスピスで洗礼式−−闘病者が救われる湯川胃腸病院0302020401

 昨年10月からホスピス を開設した大阪市天王寺区にある医療法人社団湯川胃腸病院(川井啓市院長・湯川紘未理事長)で1月19日、洗礼式が行われた。受洗したのは、昨年12月に入院した西野明さん(60)と妻の妙子さん(55)。ホスピス病棟のロビーに明さんのベッドが運ばれ、傍らに付き添った妙子さんと共に、当ホスピスのチャプレンであるナザレン・大阪桃谷教会の日下部繁牧師によって洗礼が授けられた。西野さんの家族や病院スタッフ、大阪桃谷教会の信徒らに囲まれた、愛と感動に満ちた洗礼式だった。「夢のような気持ちです」。妙子さんは喜びと感動で胸がいっぱいの様子。よく声の出せない明さんも、寝たきりであっても記者の手を握る手から喜びが伝わってきた。「たくさんの方から祈りをいただきました。ここまで導いてくださった神様に本当に感謝しています」
 1年前には横になって眠れるときがくるとは思ってもいなかったと妙子さんは言う。痛みのために、すわってクッションに寄り掛からなければ眠れない。モルヒネを極限まで使い、意識も朦朧としていた。こんな状況が最後まで続くのかとあきらめかけていたとき、インターネットのホームページで当院のホスピスのことを知った。
 「あったかそうな病院だなと思いました。ここしかない、ここだったら私の話を聞いてくれるかもしれない、と。約束なしで飛び込んだのに、思った通りとても親切にしていただきました。病院のロビーにあったイエス・キリストのことを書いたパンフレットを見せてもらい、いいな、こういうのが私たちには必要じゃないかと思ったのです」
 入院すると、明さんの痛みのコントロールが行われ、1年ぶりにベッドに横になって眠れるようになった。「奇跡をいただいたとしか考えられません」という妙子さんのことばに、どれほどの苦しみだったかがうかがえる。院内で行われたクリスマスコンサートが、西野夫妻の信仰のきっかけになった。
 「キャロリングを聞いて2人で涙しました。なんてきれいな歌声なんだろうって。私たちもイエス様を信仰させていただきたいので教会を教えてほしいと看護婦さんに話しましたら、夜勤明けにもかかわらず、桃谷教会に連れて行ってくださったのです」西野夫妻の受洗に先立つ1月10日、同じくホスピスに入っていた浅原怜子さんが洗礼を受けた。
 洗礼式は教会で行われ、西野夫妻も列席することができた。怜子さんもクリスマスコンサートがきっかけでキリストを受け入れていた。式の3日後に亡くなり、15日に教会で告別式が行われた。19日の礼拝で日下部牧師は「たった4日間のクリスチャン生活でしたが、浅原姉妹はご家族に大きな影響を与えられました」としのんだ。
 妻を看取った浅原さんは「皆様の祈りのおかげで、長い闘病生活に疲れ切っていた妻をイエス様が救ってくれました。家族の苦しみもイエス様が取り除いてくれました。病院や教会の人々に支えられて、妻は非常に安らかな死を迎えることができました」と、感謝を伝えた。
 「家に帰りたいかと聞くと、妻はここではお姫さんのように過ごせる、こんなすばらしいところはないと言っていました」と、ホスピスでの様子を振り返ることばもあった。浅原さんは西野夫妻の洗礼式にも出席し、共に涙していた。
 湯川理事長は「この病棟には主がおられる、主がホスピスを建てられたのだと確信しています」と、3人の受洗式に立ち合った感慨を話していた。
 

会社、社会のため大胆に−−藁科 茂氏(アロエ食品<株>会長)「静岡ヤベツの会」設立へ03020205

経済環境が悪化し、企業の倒産、廃業が増加するなか、静岡県内のクリスチャン経営者が全米ベストセラー『ヤベツの祈り』の信仰を持ち、互いに祈り励まし、事業が祝福され社会貢献することで主の栄光を現すことを目的に、アロエ食品株式会社会長の藁科茂さん(大井川キリストの教会員)が発起人となり、「静岡ヤベツの会」の設立を準備している。
 藁科さんは、昨年1月に知人から送られたブルース・ウィルキンソン著『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)を読んだことをきっかけに同会の設立を思いたった。同書を読み、神が?歴代誌4・10に出てくるヤベツの単純な祈りを聞き入れ、大いなる者にしたことに「目から鱗が落ちるような感動」を覚えたという。
 「良きものに富んでおられる神のご性質は祝福することであり、神は求める者を好まれます。ビジネスは神がクリスチャン経営者に委ねた領地です。社会的に大きな責任を負う経営者にとって『ヤベツの祈り』は大切な祈りではないでしょうか。私たちは今こそ、自分のため、会社のため、社会のために大胆に祈るべきです」
 藁科さんはアロエで健康になったという自身の体験から、同じように病気で苦しんでいる人にアロエの恵みを受けてもらいたいと、健康づくり運動として23年前に同社を設立。
 「この激動の苦難の時代を乗り切るには、健康と才能と友を持つことが大切と言われます。3つとも急には得られない宝ですが、求める者には与えて下さると信じています。同じ重荷を負う兄弟と祈りをともにして、喜びにあふれる仲間づくりをしたい」と藁科さんは抱負を語る。
 対象者は、静岡県に事業所、住所のある中小企業(株式会社)のクリスチャンオーナー社長または会長。協調性と健全性のために会員数は50人にとどめる意向だという。
 具体的活動は定期的(原則年4回)に講演会、勉強会、見学会、懇談会を開催。会報『ヤベツの友』を季刊で発行し、経営者のためのメッセージ、祝福されている企業の紹介や会員の声の紹介を企画している。また会社の社員や取引先へも会報を配り、伝道をしたいので、地域の教会との協同を願っている。
 藁科さんは12月に静岡県内の約250教会、1月に約70教会に同会設立に関するアンケートを送付。現在賛同者を募っている。今後の予定として、4月の設立総会に向け2月中に第1回準備委員会を開催したいという。詳しくは〒421-0218静岡県志太郡大井川町下江留2208、TEL 054-622-5566、 FAX 054-622-5779   アロエ食品(株)。