[CSD]2009年11月29日号《ヘッドライン》

[CSD]2009年11月29日号《ヘッドライン》

 = 1面 ニュース=
◎波に乗って主を伝える——「神様の計画は奇跡」クリスチャン・サーファーズ・ジャパンの10年
◎「キリスト教は排他的」——小沢一郎民主党幹事長発言に日キ連が抗議

 = 2 面 ニュース =
★ウィロークリーク教会のビル・ハイベルズ牧師初来日——鍵は「油注がれた人を用いる」
★「キリスト教に理解深まるように」——小沢発言受けて政治家のために祈る
★小沢発言に「国際社会への見識問う」——日本バプテスト連盟が抗議声明
★小沢発言に「安易な文明論問題視」——同盟基督教会と国家委員会
★5人の思いを次世代に——横浜YMCA125周年
★<落ち穂>「まず何よりも被災者の心の友になろう」

 = 3 面 教界ニュース =
★活況「メサイア」公演——ヘンデル没後250年で記念企画も
★寄稿:民主党小沢幹事長の「キリスト教は排他的」発言に——もっと世界の現状の勉強を
★本紙記事を読んで:「フェルトニーズ、リアルニーズ」という分類に危惧(11月15日号3面オピニオンに対して)
★<オピニオン>聖書の福音を伝えてきたか 記・後藤 喜良

 = 4 面 ビジネスパーソン=
★井上 義朗さん[中](オーサカ・ユニーク[株]取締役副社長)——会社乗っ取られ、父の葬儀にも
★<モノトーンからの脱却>[3]「言ったから大丈夫」は幻想 記・小川 巧記

 = 5 面 牧会/神学/社会=
★日本プロテスタント宣教の開始は1859年or1846年?——歴史検証が必要では 記・渡部敬直
★「神国日本」に挑戦したベッテルハイムの琉球伝道——開国後の日本宣教に継続性 記・山口陽一
★バチカン:バチカン博物館でガリレオ展開催中
★米国:スミソニアン博物館で16世紀の写本など展示
★<精神障害と教会>[64]プライバシー(1)他者に吹聴される秘密  記・向谷地 良生

 = 6・7 面 韓国特集=
◎赦罪と和解のCBS日・韓連合宣教大会「平和宣言」宣布式
★「東京・故郷の家」建設支援を韓国教会に訴え
★VIP KOREA クリスマスフェスティバル'09
★日・韓宣教セミナー:青年層ターゲットに宣教協力展開中 鈴木義明氏
★日・韓宣教セミナー:在韓日本人への文書伝道の提言 高木玉子氏
★日・韓宣教セミナー:「誠実で、悪意に満ちた日本社会」で福音語る 谷口和男氏
★日・韓宣教セミナー:ネットワークによる「共存宣教構造」構築を

 = 8 面 全面広告=
☆日本国際飢餓対策機構 クリスマス・アピール
ホームページ http://www.jifh.org/

 = 9 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★MOVIE:「誰がため」——時代に翻弄された2人の青年の生き様(12月、シネマライズほかで公開) ★REVIEW:『ローマ人への手紙講解説教 下』奥村修武著(キリスト新聞社、3,780円税込)評・伊藤明生

 = 10 面 関西だより =
★「光の子」たちがワトトとダンス——グッド・サマリタン チャーチスクール10周年
★学校のみんなに創造伝えたい——中学1年生が創造論セミナーで「真実再確認」
★近放伝:電波伝道の可能性と希望を確認——「はたち」迎えたライフ・ライン
★宣教の歴史秘めた童謡・唱歌——森 祐理さんの語りに涙

 = 11 面 クリスチャンライフ =
★早稲田奉仕園100年[3]:喜怒哀楽も共に——聖書から始まる友愛学舎の一日
★<薬物依存からの回復>[最終回]家族は、教会はどうすれば
★MOVIE:「南京・引き裂かれた記憶」——「ない」なんてことはない(12月13日、世田谷区民会館ホールで)http://jijitu.com/

 = 12 面 アートギャラリー=
★『巨匠が描いた聖書』——「羊飼いの礼拝」ジョルジュ・ド・ラ・トゥール画

 = ?—? 面 日本キングス・ガーデン連合特集 =
★祈りが支える高齢者福祉 記・泉田 昭
★祈り、祈られる愛の介護
★介護するものも神に介護される——川越キングス・ガーデン特養 児島康夫施設長
★思わぬところで祈りは働く——筑波キングス・ガーデン特養 宇都宮和子施設長
★施設入所までの流れ——特別養護老人ホームの場合

◎波に乗って主を伝える−−「神様の計画は奇跡」クリスチャン・サーファーズ・ジャパンの10年=0911

 「サーファーは最高の波に乗る瞬間を夢見て生きる。…仕事も家族も友だちも良いうねりをキャッチできるように、人生の選択をする。サーフィンとはスポーツの域を超えた『ライフスタイル』」(『SURFERS GUID TO GOD』より)。サーフィンを愛する3人の若い宣教師が、日本のサーファーに「神様を知り、イエス様を人生のコーチとして信頼して生きる」ことを願って、10年前にクリスチャンサーファーの伝道(クリスチャンサーファーズジャパン)を日本で始めた。国籍も違う3人が始めた働きは、どのように結実しているのだろうか。
 もともと、豪州や米国などではプロサーファーも属しているほどさかんなクリスチャンサーファーズ。デビッド・リビィさんも、豪州でこのグループに属し、神様と出会った。一方、ハワイで波に乗っていたリビィ・真子さんは大学卒業後、ニュージーランドにあるユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)の神学校で学んだ。「サーフィンやめてもいいです。神様の働きのために日本以外どこにでも遣わしてください」と祈っていたという。しかし何度祈っても「日本に戻りなさい」という答えしか与えられないからだ。その頃、ひと足早く神学校にいたデビッドさんとの出会いがあり、真子さんが日本に戻ったとき、ロバートさんにも出会った。「日本人サーファーに福音を」というビジョンが明確になった。加えて「YWAMを通して3人が一つ所に集められたことも神様のご計画だった」と振り返る。90年代後半のことだ。
 初めての拠点は神奈川県の茅ヶ崎海岸。ミッションは、ただサーファーたちに神様を伝えるだけではない。サーファーを地元の教会につなげるために、働きを理解してもらい、受け入れてもらうことも重要だ。しかし、真子さんは小学3年以来の日本。デビッドさんもロバートさんも日本語を流ちょうに話せたわけではなく、文化になじむのは一層大変だったという。「日本のやり方がわからず、誤解されたこともありました」。それでも、すでにいたクリスチャンのサーファーらと出会い、徐々に働きがかたちになっていった。
 
サーフィンが日常の地で
 デビッドさんと真子さんは、02年に結婚。茅ヶ崎で任せられるリーダーがいたこともあり、千葉県の一宮海岸で新たなスタートを切った。「千葉の海は、一年中いい波があり、プロを目指す人たちがやって来ます。茅ヶ崎で顔見知りだった人がこちらに越してくることもある」という。茅ヶ崎と違い、サーフィンの合間に仕事をする生活パターンの人も多い。「そのせいもあって、何かイベントを企画すると集まってくれて、誘いやすいですね」
 日常的に大自然に触れているサーファーは「大いなる存在」を感じることが必ずあるという。話しかけるきっかけは波のこと、大会のこと、いくつもある。「仲良くなり、創造主を伝えやすい環境にある」と真子さん。
 
 3人が150人の輪に
 活動から10年。グループの中から結婚するカップルもあり、クリスチャンサーファーの次世代も生まれつつある。「3人だった働きが150人の輪に広がり、拠点も福島から宮崎まで広がりました。サーフィンを一度神様に明け渡したら、神様はサーフィンでこんなにすばらしい奇跡を見せてくださった」ときらきらした目で語る真子さん。日本中のサーファーがキリストに出会うこと、働きがアジアの他地域にも広がることを夢見ながら新たな10年に向かい始めた。

◎「キリスト教は排他的」−−小沢一郎民主党幹事長発言に日キ連が抗議=0911290102

 民主党の小沢一郎幹事長が11月10日、全日本仏教会の松永会長と会談後記者団に、「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと思っている。排他的なキリスト教を背景にした文明は欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ」と語ったことに対し、日本キリスト教連合会(山北宣久委員長)は11日、小沢幹事長に抗議文を出した。
 小沢氏の発言は「キリスト教に対する一面的理解に基づく、それこそ『排他的』で『独善的』な発言であり、日本の責任政党幹事長が世界人口の約3分の1のキリスト者がいる国際社会に向けて発言した言葉として、その見識を深く疑わざるを得ません」と批判。
 「『汝の敵を愛せよ』と説き、生命を捧げてすべての人のために仕え切ったイエス・キリストを救い主と信じるキリスト教は民族・国境・思想等のあらゆる差異をこえて平和の実現のために努力しています」とし、日本キリスト教連合会も、日本宗教連盟傘下にあって「全日本仏教会」とも協力して広く差別偏見からくる排他性と戦っていることなどを紹介。「そうした働きを否定し、キリスト教を排他的と決め付ける言葉」に抗議し、撤回を強く要求した。

◎赦罪と和解のCBS日・韓連合宣教大会「平和宣言」宣布式=0911290601

 「韓国と日本は、今こそ過去の歴史を清算し、赦しと和解を通じて国際社会をともに導いていくパートナーとなるべきです。まことの赦しと和解は、被害者が心のしこりを解き、和解の手を差し出すときに可能です。このような赦しと和解はただ、イエス・キリストによってのみ可能です」。2010年、日・韓併合100年目を迎えるに当たり、韓国のCBSキリスト教放送が中心となって起草した「日・韓の赦しと和解のための、韓・日連合宣教大会・平和宣言文」を発表した。日本福音同盟(JEA)理事長の中島秀一氏は、「このようなメッセージを韓国側からいただいて大きな感動を覚える。日本の教会に持ち帰り、しっかりと受けとめさせていただきたい」と挨拶した。

 韓国・プレスセンターで10月19日に開催された同「平和宣言宣布式」には、韓国側からチョン・ソンジン牧師(コルッカンピッ・クァンソン教会)、チャン・ハギル牧師(イエス・マウル教会)、ユン・ホギュン牧師(ファグァン教会)、ソン・ダルイク牧師(ソムン教会)、イ・マンシン牧師(韓国基督教総連合会・名誉会長)、ペク・ジョンユン牧師(日本福音宣教会=JEM代表)などの教界指導者や、ユ・ジョンヒョン前駐日韓国大使館横浜総領事、イ・ジェチョンCBS社長などが出席。日本側からは中島牧師、吉田耕三牧師(ソウル日本人教会)、三輪修男牧師(カベナントチャペル日本人教会)などが出席した。
 「民族の痛み、韓・日併合100年を越えて」と副題がついた「平和宣言文」は、「韓国と日本の不幸な過去の歴史によって、解放60年が過ぎた今日に至るまで、憎しみの感情を抱いたまま、重苦しい歳月を送ってきた」としながら、「韓日併合100年を前にして、韓国のキリスト教会はその憎しみの澱を、キリストの愛で乗りこえる決心をした」とし、「イエス・キリストにあって、日本の過去に対する無条件的な赦しを宣言する」としている。
 また今後の展望について、「韓・日教会は新たな歴史を担う同伴者であり、兄弟姉妹であること」を確認、「今後の持続的な友好関係を通して、世界宣教の同労者となる」などの内容が盛り込まれた。
 中島氏は過去の両国の歴史に触れながら、韓国民に与えた「大きな痛みと苦しみはどれほど強く、深いものであったかを思うとき、私の心は張り裂けんばかりだ」と心情を語り、プロテスタント宣教150年を迎えた日本の宣教の現状にふれながら、「これからの日本の宣教は、韓国教会の祈りと協力なくしては、希望をみいだすことは出来ない」と訴えた。
 また中島氏は、2010年3月26日に開かれる「安重根殉国100周年追悼式」についても言及。JEA社会委員会を中心に、追悼式に参加する意向であると表明した。
 CBSと韓国の共同代表協力教会(13教会)で構成している「韓・日連合宣教大会」組織委員会は、11月29、30日、ソウル市九老区にあるヨンセ中央教会(ユン・ソクチョン牧師)で「韓・日連合宣教大会韓国大会」を開催する。日本大会は、2010年3月8、9日に長崎県佐世保市の「アルカスSASEBO」で開催予定。URL:www.cbs-mission.com