[CSD]2001年6月10日号《ヘッドライン》

[CSD]2001年6月10日号
《ヘッドライン》
 = 1面 =
★日本のホーリネス派源流 中田重治宣教100年記念大会——分かれた10教団が共同開催
★ハンセン病訴訟控訴断念で療養所関係者ら——偏見払拭を希望う声
◎「おれもやり直しで総裁に」——小泉首相が映画「親分はイエス様」推薦
★<講壇に立つ女性たち>[20]安中聖書教会牧師 三浦 陽子さん(下)
★<落穂抄>映画「JSA」——フィクションと現実のはざま
 = 2 面 =
★イスラエルだけでなくパレスチナのためにも祈りを——AMFI代表W・テーバー氏
★ホーリネス:戦責の課題負い「信仰告白」共同体目指す
◎ホーリネス:肉声で聞く往年の説教CD(全5巻)
★ホーリネス:構造改革を実施へ——新教団委員長に河野正之氏
★「つくる会」教科書は女性の足跡も無視
★祈らなければリバイバル来ない——NRAが初の全国大会
★<世界の出来事フラッシュ>ギリシャ、ブラジル
★<論説>「世界代の教会」意識を 記・蔦田公義
★<あかし文学>神様いのちをありがとう[7] 作・山口かおる
 = 3 面 =
★講演要旨:「求らい」の光と陰——日本におけるハンセン病の歴史とキリスト教
 = 4 面 青年伝道は今=
★座談会:高校生たちの本音——伝えたい。でも…
★hi-b.a50周年——高校生伝道の全国展開を願って 記・吉枝隆邦
 = 5 面 キャンプ伝道=
★牛舎をリトリートセンターに——蒜山バイブルキャンプ場
★ノルウェーからきたボランティア ビュルゲルさん
★キャンプを準備する、その前に… 記・居垣裕芳
★夏期学校教案誌:「キミは新しくなれる」(CS成長センター刊)
★キャンプ豆知識
 = 6 面 全面広告=
☆ワールド・ミッションズ・2001(主催・アンテオケ宣教会)
 = 7 面 =
★米国最大のゴスペルミュージック大会合唱課題曲に藤波慎也さんの「サンキュー・ロード」
★聖書カンタータ「エステル記」完成記念公演会盛況
◎短波「アンデスの声」の歴史を写真で——リスナーズアルバム発行
★「ゴスペル演歌 あなた信じて」——上野五郎牧師のファースト・アルバム
★ゴルフコンペで伝道と交わり——関西クリスチャンゴルフフェローシップ
★ピンチはチャンス——佐々木満男氏が神戸ウィナーズで「勝利の秘訣」を講演
★キリスト教美術展——東京YMCAで6月29日から開催
★ワールド・ビジョンの支援活動がテレビ番組で放送の予定
 = 8 面 =
★<聖書66巻>ヘブル人への手紙[1]唯一の仲保者キリスト 記・市川 康則
★<書評>『若い母親に贈る8章』ジョン・M・ドレッシャー著(いのちのことば社、1200円)
★<新刊書紹介>『和服のキリスト』竹中正夫著(日本基督教団出版局、3000円)
★<新刊書紹介>『主よ心の傷を癒してください』ケイ・アーサー著(いのちのことば社、1800円)
★<情報クリップ>催し情報ほか

「おれもやり直しで総裁に」−−小泉首相が映画「親分はイエス様」推薦0106100103

映画「親分はイエス様」を成功させる会、いのちのことば社宣教文化事業部は、国会議員を対象に同映画の議員試写会を5月29日、銀座ガスホールで開いた。
300人余りの入場者のうち国会議員は20人。
試写前には小泉純一郎首相の祝辞が紹介された。
  議員試写会の世話人で司会の坂井隆憲氏(衆議院議員)は、5月17日に、この映画のモデル、元ヤクザの伝道集団ミッション・バラバのメンバーの1人で日本映画投資機構代表の中島哲夫氏、衆議院議員で成功させる会会長の土肥隆一氏と共に小泉首相を表敬訪問した際のエピソードを披露。
「人生やり直せるという映画を作った。
総理もぜひ試写会に来てほしい」とと招いたところ、「おれも2回総裁戦に負けた。
でもへこたれないで3回目で総裁になった。
やりなおしでできたんだ」と答えたという。
 議員試写会には参加できなかったが、小泉首相は「日韓合作映画第1号の認定を受けたこの映画が作られたことは、21世紀の新しい日韓新時代を作っていくためにも、まことに喜ばしいこと。
この映画は、元暴力団だった人たちが家族はじめ周囲の人たちの温かい愛情と励ましの中で、人生をやり直していくという実話。
キリスト教関係者だけでなく、幅広く倫理や教育の建て直しを願っている国民の多くに見ていただきたい」と祝辞を贈った。

ホーリネス:肉声で聞く往年の説教CD(全5巻)0106100203

車田秋次、山崎亭治、米田豊といった今は地上にいない名説教者の説教が、CDでよみがえった。
日本ホーリネス教団が百周年を記念した特別企画「肉声で聞くホーリネスの説教」で、全5巻。
記念写真集とも相まって、視聴覚で歴史を感じることができる。
 第1巻は車田秋次が1965年1月19日に東京聖書学院チャペルでした説教「聖職の意味—汝の務めを全うせよ」と、山崎亭治が同年4月27日に同チャペルでした説教。
第2巻は米田豊が西落合教会の礼拝で語った「キリストの再臨」。
第3巻は児童伝道で知られる野辺地天馬が1965年5月2日にした説教、聖書朗読、童話朗読、ハーモニカ演奏と、義兄弟にあたる渡辺善太が野辺地没後の記念会で話した感話。
第4巻は本郷善次郎の「神と共に歩む」(1984年10月7日)と、松村悦夫の1983年3月27日連合礼拝での説教。
第5巻は尾花晃の1986年7月16日箱根聖会での説教。
ホーリネスの先達の聖書の読み方が分かって興味深い。
渡辺善太がホーリネスの信仰を評価しつつ、それに加えてもっと聖書を研究すればと、将来に期待を託しているあたりもおもしろい。
  頒価は?~?3枚組で5000円、?~?5枚組で8000円(共に送料込み)。
問い合わせはTEL042・394・7466、日本ホーリネス教団本部へ。

短波「アンデスの声」の歴史を写真で−−リスナーズアルバム発行0106100703

2000年12月末に終了したHCJBの短波放送「アンデスの声」を記念して、「リスナーズアルバム」が2001年2月に発行された。
 エクアドルのキトから放送されていた「アンデスの声」のリスナーは、ほとんどがクリスチャンではない人たち。
「アンデスの声」の放送をを日本で一番初めに聴いた山田耕治さんもそのひとり。
今回は、株式会社マガジンランドの伊藤英俊さんとともにリスナーズアルバムの制作を手がけた。
  アルバムには、尾崎一夫、久子夫妻が日本を出発したときや、70年代の短波放送ブームの様子、多くのリスナー、尾崎さん夫妻の活動の様子など、たくさんの写真がちりばめられている。
  山田さんは「南米にいる日系人と日本人とを結んでいた。
特に木曜日の手紙を読む放送は楽しみにしていた。
南米と日本で農作業の様子も、季節もごちゃ混ぜになってておもしろかった。
ユニークだよね」と、アンデスの声の魅力を語るとともに、「現地語がわからなかった日系人にたいしての尾崎宣教師夫妻の働きは大きかった」と言う。
  「アンデスの声」リスナーズアルバムは税込み300円(送料180円別)。
現金書留か郵便為替で。
TEL03・3292・3221(マガジンランド)。
  インターネット放送で、ライブも聴ける。
午後8時、午前6時半、午後1時から30分ずつ3回。
ホームページアドレスはhttp://www.hcjb.org/japanese/。
 放送をうまくきくことができない場合は、齊藤淳一さんまで。
メールアドレスはjp@po.iijnet.or.jp(ただし聴取方法の説明のみ)。