旧約知恵文学−神のかたちに生きる民[35]伝道者の書−−富を得て失った安息こそ幸福 講師・鎌野直人
金銭を愛する者は、蓄えた富の行く先が心配で不眠に陥る。富を蓄える余裕のない労働階級の人々(「働く者」)は、心地よい眠りを経験する。満足なく、不安な日々でいいのだ […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[34]伝道者の書--富を追求する者の孤独と不幸 講師・鎌野直人
神の公正なさばき としての死 1〜2章において、権力、富、知恵が永続する儲けを生み出すことがないことを、自らの経験と世界観を用いることによってコヘレトは例証して […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[33]伝道者の書--労苦に満ちた世界で幸福を見いだす 講師・鎌野直人
幸福の可能性 は消えない 永続する儲けを求め、「太陽の下で労苦するあらゆる労苦は、人に何をその儲けとして与えるのか」(1・3)という疑問に触発されたコヘレトの議 […]
“普段着の信仰を考える”テーマに--第6回日本伝道会議 開催地神戸でプレ集会
2016年9月27日から30日まで、兵庫県神戸市中央区の神戸コンベンションセンターで開催される第6回日本伝道会議(JCE6)に向けての準備が加速している。開催地 […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[32]伝道者の書--太陽の下に儲けは何一つない 講師・鎌野直人
労苦は儲けを 生み出すか コヘレトの自己紹介は、あくまでも1・3の「儲け」の探求という文脈の中での自己紹介である。そして、永続する儲けの獲得の可能性を追求する際 […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[31]伝道者の書--苦労と歓楽と富を経験した最高の知者 講師・鎌野直人
「私は、天の下で行われるいっさいの事について、知恵を用いて、尋ね、探り出すようにと心を定めた。これは、労苦するようにと神が人の子らに与えた不幸な仕事だ。私は、太 […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[30]伝道者の書--「空」とは蒸気のようにつかめない世界のこと 講師・鎌野直人
将来を完全に予測することは不可能である。そのために、出来事のリズムがゆらぐ世界に生きる人は最適なタイミングを捉えることができない。将来を予測することができないか […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[29]伝道者の書--神のわざは時になかって美しい 講師・鎌野直人
世界観2:ゆらぐ 時間(3・1〜8) 3・1〜8は時に関する詩として有名である。「すべてのことには定まった時期があり、天の下のすべての営みに時がある…」。世界は […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[28]伝道者の書--新しいことなど何一つない 講師・鎌野直人
伝道者の書を読むというのは、ナレーターとコヘレトの共同作業で語られるメッセージに耳を傾けることにほかならない。それでは、ナレーターの結論とは何だろうか。 12・ […]
関西だより 普段着の信仰を考える--6教会を会場に第1回KOBEクリスチャンライフセミナー開催
2016年9月に神戸で開催される日本伝道会議のプレイベント「第1回KOBEクリスチャンライフセミナー 普段着の信仰を考える」(第6回日本伝道会議開催地委員会 […]