異端・カルト特集/人はこうしてだまされる マインドコントロールの影響に理解薄い司法--オウム平田被告に懲役9年 「教団の体質」切り捨て
1995年、公証役場事務局長の仮谷清志さん(当時68)が拉致殺害された事件など3件に関与したとして、逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部の平田信被告(48 […]
異端・カルト特集/人はこうしてだまされる なぜ、平気で嘘をつけるのか--“為に生きる”メカニズム
ある日曜日の午後、都内の教会での会話。 「文鮮明って統一協会の教祖でしょ? この前、いい本だから読んでって世界平和女性連合の人からもらったんだけど、あら、あなた […]
異端・カルト特集/人はこうしてだまされる 支配的・自己陶酔的リーダー像の危険性--イエスが教えた「天国に成功」に反するもの
「異端問題」と言うとき、それは真理の問題だ。聖書の教え、イエス・キリストの福音の本質からはずれて、聖書の福音とは異なる教えによって人々を惑わすのが「異端」。 そ […]
菅原哲男さん(児童養護施設「光の子どもの家」理事長)--“隣る人”の手本は“よきサマリヤ人”
日本テレビ系TVドラマ「明日、ママがいない」での児童養護施設の描かれ方に是非の議論が沸き起こった。児童養護施設を運営している“現場”の1人として「なにか殴りつけ […]
第3回「東日本大震災国際神学シンポジウム」抄録[5]--主の大きな苦しみに位置づける 発題者:ホァン・マルティネス
苦しみの物語を語る ヘンリー・ナウエンは、”The Living Reminder” のなかで、痛み、罪、苦しみといった経験を思い出させ、繰り返し語らせることは […]
第4回アジア青年キリスト者大会[2]--ユダヤ・サマリヤの和解から問う
東アジア青年キリスト者大会が基調にしているのは、「神の国」だ。賛美「神の国とその義を」が繰り返し歌われた。日本、中国、韓国、あるいは北朝鮮(脱北者)、台湾出身の […]
レビュー Movie:「ワレサ 連帯の男」(4月5日公開)--私心棄て自由への希望に与した男
レフ・ワレサ(ポーランド読みでは“レフ・ヴァウェンサ”)。ポーランドがソビエト共産主義政権傘下にあった1980年代に、独立自主管理労働組合「連帯」の初代委員長と […]
レビュー Book:『天を想う生涯 キリシタン大名 黒田官兵衛と高山右近』守部喜雅著(フォレストブックス、四六判、1,200円+税) 評・奈良献児
両者なりのキリシタンの姿勢 キリシタン大名であった高山右近と黒田官兵衛はほぼ同時代に生きた者同士であった。しかし、1587年に豊臣秀吉から出された「伴天連追放令 […]
レビュー Book:『改憲問題とキリスト教』稲垣久和著(教文館、B6判、1,300円+税) 評・朝岡 勝
この国で担うべき責任示す 昨今の国の状況を憂うキリスト者であれば誰しもが目を惹くであろうタイトルの本書は、教会が今この時代、この国で担うべき主体的で積極的な責任 […]
レビュー Book:『くびわをはずしたパピ パピの東日本大震災』佐藤 彰、ちえ著、佐藤涼子絵(自由国民社、四六判、1,400円+税)
犬のパピは、海の近い、のどかな町の教会で、のんびりと過ごしていた。そんな日常が変わったのは2011年3月11日午後2時46分。津波が迫り、翌日、町にあった「ゲン […]