聖書のことばに聴く
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」」 新約聖書・ルカの福音書2章11、12節
私たちのために 救い主が生まれた
救い主が貧しい家畜小屋にお生まれになった|二千年来、語り継がれてきたクリスマスの出来事です。世界を悲惨な罪から解放する救世主の誕生。ふさわしい高貴な所で処遇されるのが当然でしょう。事実、東方から星に導かれて来た博士たちは、「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか」(新約聖書・マタイの福音書2章2節)と尋ねました。
連載 オカリナ牧師のゆるり散歩17
<<居場所を失ったところにこそ>>
日本ナザレン教団鹿児島キリスト教会牧師/オカリナ奏者 久保木 聡
「俺らみたいのも信じたら救われますか?」 刑務所で教誨師(きょうかいし)として関わっているときに質問されました。そこにいた数人の受刑者たちは、本当のところどうなんだ! と言わんばかりの顔です。
連載 第9回 聖書カメラの捉えた 映画と人生
<<戦場のアリア>>
小川政弘 (元ワーナーブラザーズ映画制作室長)
この映画は、二〇〇五年製作、二〇〇六年日本公開のフランス・ドイツ・イギリス合作の戦争映画です。 第一次世界大戦の欧州戦線での実話を基にした感動的な作品で、二〇〇六年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞しました。
連載 こころの食卓 ハーティーな英国の暮らし
<<第8回 ジャガイモに包まれた「お袋の味」>>
案内人*山形優子フットマン(食エッセイスト・ロンドン在住)
今月はラム肉を使った家庭料理シェパーズ・パイ。シェパーズとは羊飼いで、「羊飼いのパイ」という意味です。パイと言ってもパイ生地ではなく、マッシュポテトで中身を覆ったものです。
一八世紀にジャガイモが一般普及した頃に産声をあげた「お袋の味」で、他にもコテージ・パイがあります。中身のラム肉がビーフになっただけで作り方は同じ。つまり、ビーフを使うとコテージと呼ばれる牛飼いが住む「平屋のパイ」という名に早変わりするわけです。
連載 再び季節が巡るまで 第8回
<<妻を喪った僕の3年>>
一級建築士 木下滋雄
病気が治る、災いから守られるというのは、他の宗教でも言うことです。イエス様がすばらしいのは、悲嘆にくれた人と共にいてくださることだと思います。
ひとそのあしあと
みんな自分の価値を忘れてしまっているあなたはありのままで愛されてる。
今月のひと…タレント キコ・ウィルソンさん
「家では、ゲーム、携帯、タブレットは禁止だったんです。それよりも本を勧められて、子どもの頃はたくさん本を読んでいました、本の楽しさを教えてくれた両親に、今では感謝しています」。テレビ、ラジオの子ども番組でおなじみの「キコお姉さん」ことキコ・ウィルソンさんは、アメリカ人と日本人のハーフ、ホームスクーリングで教育を受けた。NHKラジオの「基礎英語」、Eテレの「えいごであそぼ」のほか、ベネッセの子ども教育シリーズにも出演しているキコさんに、今の仕事への思いを語ってもらった。