クリスチャン新聞福音版2019年4月号

聖書のことばに聴く 

「はじめに神が天と地を創造された。地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。神は仰せられた。『光、あれ。』すると光があった。神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。」」  旧約聖書・創世記1章1〜4節

「光、あれ。」すると光があった。

二〇一九年九月、地球から百十一光年離れた太陽系外の惑星「K2| 18b」で大気中に水蒸気が存在することが観測されました。この発見により、地球のほかにも生命が存在するかもしれないと話題になりました。これまでにも複数の惑星で水が検出されたことはあるそうです。でも、恒星との距離が近すぎたり遠すぎたりで、気温が生命の存在に適した状態で水がある惑星が確認されたのは今回が初めてだといいます。

クリスチャン新聞福音版2019年7月号

連載 オカリナ牧師のゆるり散歩18
<<休みに徹し 解放されていく道>>

日本ナザレン教団鹿児島キリスト教会牧師/オカリナ奏者 久保木 聡
 日曜日の朝。ゆっくりと目覚めたあと、テーブルにつきます。前日に準備した朝食があるから、調理の必要もありません。何気なく毎日している朝食づくりだけれど、準備が要らないのはありがたい。  食後、礼拝へ向かいます。先週思い悩んだこと、傷ついたこと、全部を神さまに委ねていきます。わたしが一日にできることは限られているのに、あれもこれもやろうとし、できもしないことまでやろうとして思い悩む自分がいます。

連載 第10回 聖書カメラの捉えた 映画と人生
<<モンタナの風に抱かれて>>

小川政弘 (元ワーナーブラザーズ映画制作室長)
これは、一九九八年製作、上映時間一七〇分のアメリカ映画です。知性派俳優ロバート・レッドフォードが、ベストセラーの原作小説を基に、製作と五度目の監督も務めながら、自ら主演。人生に突如訪れる悲劇をきっかけに、母と娘、夫と妻、男と女のそれぞれの愛のかたちを、モンタナの大自然の中での動物(馬)と人間の〝癒やし〟のプロセスの中で、じっくりと描き上げた感動のヒューマンドラマです。

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連載 こころの食卓 ハーティーな英国の暮らし
<<第10回 ほろ苦い甘さのマーマレード・ケーキ>>

案内人*山形優子フットマン(食エッセイスト・ロンドン在住)
  英国の一月は冬空の毎日が続く静かな月です。今月は、英国人の越冬の知恵から生まれたマーマレード・ケーキを紹介しましょう。  いつごろ誰が始めたのかわかりませんが、英国にはこの時期にマーマレードを作る習慣があります。朝食のトーストに塗ったり、ケーキ作りに使ったりなど、純英国風の生活に欠かせないマーマレード。その語源はポルトガル語のマルメラーダ(カリンのジャム)ですが、英国ではスペイン、セビリア産のオレンジを使います。そのままでは食べられないほど苦いのですが、一六世紀頃から、冬を明るくする「金のりんご」との異名をとっています。

連載 再び季節が巡るまで 第10回 
<<妻を喪った僕の3年>>

一級建築士  木下滋雄
直子が召されてから約一年後、保護者会で訪れた独立学園の英語の授業を参観していると、讃美歌五二〇番の英語の歌詞が題材になっていました。日本語では「静けき河の岸辺を すぎゆくときにも 憂き悩みの荒海を渡りゆく折りにも 心安し 神によりてやすし」と訳されていますが、作詞者のホレーション・ゲーツ・スパフォードは、大変な試練を通った人物でした。

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ひとそのあしあと
二十歳の娘に突然の末期がん宣告。「どういうことなのだろう。神が与えた試練?」

今月のひと…翻訳者 中村佐知さん
 人は何のために神を信じるのだろう。願いをかなえてもらうため? 悪しきことから守ってもらうため? もしそうだとしたら、中村佐知さん(翻訳者)が神を信じた甲斐はなかったかもしれない。彼女の最愛の娘は、二十一歳という若さでスキルス胃がんのため、亡くなってしまったのだから。「娘が死ぬ前の私には決して戻れない」と中村さんは言う。しかし今、中村さんは不幸にはなっていない。神を恨んでもいない。むしろ、以前にもまして神からの愛を感じ、神を愛している。

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