クリスチャン新聞福音版2020年2月号

聖書のことばに聴く 

「「神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。」  新約聖書・コリント人への手紙第二7章10節

悔い改めは後悔じゃない

 聖書に繰り返し出てくる「罪」や「悔い改め」の意味が恥の文化の日本ではなかなか理解されないといわれます。日本語で「罪」といえば「犯罪」のこと。法を犯したら償いをしなければならないことは知っています。だがその償いは、迷惑をかけた世間に対してけじめをつけることです。世間体を取り繕っても心が変わらなければ、良心の呵責(かしゃく)からは解放されません。

クリスチャン新聞福音版2019年7月号

連載 オカリナ牧師の聖書ゆるり散歩20
<<大切だから胸が熱くなる>>

日本ナザレン教団鹿児島キリスト教会牧師/オカリナ奏者 久保木 聡
 「文章を書くのが苦手で……。どうしたらいいですか?」なんのことかと思い、話を伺ってみると、親しくしているヒロさんが、わが子の卒業式で保護者代表挨拶をすることになったとのこと。いわゆる定型文じゃないものでしたいので教えてほしいということでした。

連載 第12回 聖書カメラの捉えた 映画と人生
<<ユー・ガット・メール>>

小川政弘 (元ワーナーブラザーズ映画制作室長)
 この映画は、一九九八年製作・日本公開、一一九分のアメリカ映画です。「めぐり逢えたら」の名トリオ、女流監督ノーラ・エフロン、主演トム・ハンクスとメグ・ライアンが、息の合った演出・演技で再び顔を合わせました。インターネットで知り合った名前も知らない男女(実は商売敵[がたき])が、メールのやり取りをしながらお互いに惹(ひ)かれ合っていく様子を、ほのぼのとスクリーンに描き出したロマンティック・コメディーです。

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連載 こころの食卓 ハーティーな英国の暮らし
<<第12回 愛を表す季節に、ラベンダー・ショートブレッド>>

案内人*山形優子フットマン(食エッセイスト・ロンドン在住)
 春まだき三月は、ラベンダー入りのショートブレッド。英国では復活祭の三週間前の日曜日に、いわゆる母の日とは少々異なる「マザリング・サンデー」をお祝いします。マザリングとは、「母性・血縁を超えて親切に保護して世話する本能」という意味。癒やしがこもる薄紫色の花に通じるものがありそうです。

連載 再び季節が巡るまで 第12回 
<<妻を喪った僕の3年>>

一級建築士  木下滋雄
直子が召されてからの一年は、「もう生きていなくてもいい。面白いと思えることは何もない」と感じながら過ぎていきましたが、独立学園やHUG Hawaiiの人たちとの交流を通して、少しずつ、悲しみをプラスのエネルギーに変えていくことができるような気がしてきました。

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ひとそのあしあと
難病を通して音楽と人生の深みが増したのを感じています

今月のひと…ギタリスト 山本依生さん
 ギタリストの山本依生(えのく)さんは、十年前プロとして踏み出した矢先に、局所性ジストニアという難病を発症して演奏活動ができなくなった。イタリア留学中「将来を約束された最も優れたギタリストの一人」と、評され、希望に胸をふくらませて帰国。日本でリサイタルを成功させた直後のことだった。一時は演奏者の道を諦めかけたが、ユダヤ人物理学者の開発した「フェルデンクライス・メソッド」という、脳と身体のトレーニング法に出会って奇跡的に完治した。山本さん自身も「国際フェルデンクライス連盟認定プラクティショナー」の資格を取って、演奏活動や後進の指導を行いながら、同じ病気に苦しむ人を助ける働きをしている。二月一日には京都市の青山音楽記念館でリサイタルを開いた。「難病からの奇跡の復活」を十弦のギターで奏でる、喜びと感謝に満ちたリサイタルとなった。

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