クリスチャン新聞福音版2020年6月号

聖書のことばに聴く 

「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。」新約聖書・コリント人への手紙第二1章4節

レジリエンスの秘訣

 最近「レジリエンス」という言葉を聞きます。元気の回復力、精神的復元力という意味です。苦しみがあまりに続くとレジリエンスが低下し、ストレスに圧迫されて問題が起きます。しかし一方で、自分たちも大変だった時に助けられたから今度は自分が誰かを支えようと、ボランティアに志願する人もいます。支えられた人は支えることができるのです。

クリスチャン新聞福音版2020年6月号

連載 オカリナ牧師の聖書ゆるり散歩24
<<疲れて動けないわたしはダメ?>>

日本ナザレン教団鹿児島キリスト教会牧師/オカリナ奏者 久保木 聡
 すがすがしく晴れ渡った心地よい朝。「さあ今日の仕事に取りかかろう!」と頭ではそう思っても、「いやいや、しんどいよ~」と体が訴えることがあります。思い返してみると、前の晩は根を詰めて遅くまでかけ、仕事をやり遂げたところでした。いくら気持ちの良い朝でも、体は悲鳴をあげていたのです。

連載 聖書カメラの捉えた 映画と人生
サウンド・オブ・ミュージック

小川 政弘 (元ワーナーブラザーズ映画制作室長)
 この映画は、一九六五年製作、一七四分のアメリカ映画で、休憩を挟んで二部に分かれた長編です。リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン二世の名コンビが一九五九年にブロードウェイで初演したミュージカルの映画版で、アカデミー賞を五部門受賞しました。

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連載 こころの食卓 英国人のソウルフード
<< 鮮やかな冠、サマープディング >>

案内人*山形優子フットマン(食エッセイスト・ロンドン在住)
  英国の真夏のデザートと言えば、サマープディング。初めて食べたのは、友人のキャロラインの家でランチに招待された時のこと。ガラスのお皿に載せられたサマープディングは、小山のような形で、色は見たこともないような鮮やかなピンク色でした。ナイフで切り込みを入れると、中からはルビー色のラズベリーや黒光りするブラックベリーが。このプディングを食べるたびに「また夏が巡った」と感慨深く思うこの頃です。

連載 バイブル・コラム いやしの言の葉 <4>
<< 謝ることと赦すこと >>


キリスト教では、人間はみな罪人であると言います。教会に行って、初めのうちは、罪人と言われることに、すごく抵抗があって、反発しましたが、聖書を読んでいくうちに、聖書で言う罪が、私たちが日常生活で使う罪という概念とかなり違うということがわかってきました。たとえば、自己中心的な考え、他人を赦せない思い、他人への責任転嫁などが罪だと言われたら、自分が罪人であることを認めざるをえません。

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ひとそのあしあと
誰かの祝福を祈り、そのための苦労を避けずに生きたい

今月のひと…牧師・カウンセラー 関根一夫さん
 カウンセラーとして、市民病院、脳神経外科クリニックで長年、認知症患者の介護家族に寄り添い、悩みを聴き続けてきた牧師が、その体験を一冊の本にまとめた。タイトルは、『いてくれてありがとう~介護家族の話をひたすら聴き続けた牧師が伝えたいこと』。飾らない筆致で綴られた介護家族との友情にも似た心のふれあいの記録は、「人を支える」とは何なのかを気づかせてくれる。

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